ふだんみなさんには見(み)えにくいことが多(おお)いかもしれませんが、市役所(しやくしょ)では、市民(しみん)にとって安全(あんぜん)で安心(あんしん)して過(す)ごすことのできるまちづくりのための仕事(しごと)をしています。いわば、「縁(えん)の下(した)の力持(ちからも)ち」の仕事(しごと)といえるかもしれません。
市役所(しやくしょ)は、みなさんがいろいろな書類(しょるい)を出(だ)すために立(た)ち寄(よ)ったり、見学(けんがく)で来(き)たりします。また、台風(たいふう)や地震(じしん)があったときには、市役所(しやくしょ)は防災(ぼうさい)の拠点(きょてん)となり、関係(かんけい)するさまざまな情報(じょうほう)を集(あつ)めたり、人(ひと)や物(もの)を配置(はいち)したりするために活躍(かつやく)します。
そのほか、市役所(しやくしょ)の庁舎(ちょうしゃ)の管理(かんり)をしたり、市役所(しやくしょ)の中(なか)で働(はたら)く人(ひと)を採用(さいよう)したり、お給料(きゅうりょう)を支払(しはら)ったり、住(す)んでいるみなさんの基本的(きほんてき)な個人(こじん)データが入(はい)った大型(おおがた)コンピュータをきちんと動(うご)くように管理(かんり)をしたりするのも、市役所(しやくしょ)の仕事(しごと)です。
また、道路(どうろ)や建物(たてもの)などを作(つく)るときに、その土地(とち)について調(しら)べることや、借(か)りたり、買(か)ったりすることもしています。そして、それらの道路(どうろ)の工事(こうじ)や建物(たてもの)を建てたときなどに、工事(こうじ)がきちんと行(おこな)われているどうかを確認(かくにん)したり、基準(きじゅん)に合(あ)っているかを調(しら)べたりしています。それに関係(かんけい)するさまざまな契約(けいやく)書類(しょるい)にかんする手続(てつづ)きをするのも、市役所(しやくしょ)の大切(たいせつ)な仕事(しごと)です。