市が仕事をするには、みなさんの住む小平市をどんな市にしていくか、そのために市ではどんな仕事をするか、お金をどのくらい使うことにするかなどについて、市長が中心になって計画をたてて市議会に案を出します。市議会はそれについて、市民の要望や意見を取り入れて話し合って、決めていくという大切なやくわりをもっています。
市議会のやくわりは「決めること」で、決めたことにもとづいて、じっさいの仕事を「行う」のは市長のやくわりです。このようにやくわりを分担(ぶんたん)して、おたがいに独立(どくりつ)した立場に立ちながら、小平市がくらしやすいまちとなるように働いています。
このほかにも市議会には、条例(じょうれい)という市の重要なルールを決めたり、市のお金が決めたとおりに正しく使われているかチェックしたり、国や東京都などに「こうしてほしい」と意見を出すというやくわりもあります。