小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
小平市教育委員会では、「小平市特別支援教育総合推進計画(第二期)前期計画」に基づき、特別な支援を必要とする児童・生徒の多様な学びの場を一層充実させるため、令和6年4月の小平第四小学校自閉症・情緒障がい特別支援学級の開設に引き続き、切れ目のない支援の観点から、令和7年4月に小平第二中学校に自閉症・情緒障がい特別支援学級を開設します。
知的障がいがなく、発達障がい等の特性により、通常の学級での活動等に参加することが難しい生徒を対象とした学級です。生徒はその学級に在籍し、毎日通い学習します。
個別及び小集団での指導を基本とし、特性に応じた支援により、通常の学級に準じた各教科等の指導を行うとともに、他者との意思疎通、人間関係の形成に関する指導及び心身の調和的発達の基盤を培う「自立活動」による指導を行います。
また、生徒の自立を促し、社会への適応力を一層高められるよう、一人一人の生徒の状況に応じて、通常の学級の生徒との交流及び共同学習を行い、通常の学級へ学びの場を移すことも視野に入れた指導を行います。
次に掲げる(1)~(3)の全て、又は(4)を満たす生徒を対象とします。
(1)知的障がいがなく、自閉症等又は情緒障がいの診断がある生徒
(注)学習障がい(LD)又は注意欠陥多動性障がい(ADHD)の診断のみの生徒は
対象としません。
(2)合理的配慮などの支援があっても、日常的に通常の学級への適応が困難な生徒
(3)通常の学級における教育課程に基づいた各教科等の学習が可能な生徒
(4)その他、小平市教育委員会が入級を必要と認める生徒
小平市全域
徒歩、公共交通機関
令和7年4月
(注)年度途中の自閉症・情緒障がい特別支援学級への入級はできません。
入級の検討及び申込手続では、在籍校等においてお子様の実態を把握するため、医師診察記録及び発達検査の結果が必要となります。概ね1年半以内に発行された医師診察記録及び発達検査の結果がない場合は、あらかじめ療育機関やかかりつけ医等へ医師診察記録の依頼や発達検査の実施の相談をしてください。
昨今、発達検査の実施及び結果の発行に数か月程度の時間を要する場合があるとのことから、療育機関やかかりつけ医等へ早めの相談をお勧めします。
なお、発達検査等の結果は、入級のための申込手続に必要なだけでなく、通常の学級等におけるお子様に対する支援内容や方法の検討に有効です。
まずは、在籍校の担任の先生や特別支援教育コーディネーターの先生等に相談してください。通常の学級と特別支援教室等においてアセスメント(実態把握)を行い、在籍校の校内委員会においてお子様の学びの場について検討されます。
在籍校と保護者の合意形成の上、本学級へ申込みをする方向性となりましたら、保護者の方が電話で就学相談室(042-346-9593)へ相談の申込みをしてください。入級の相談には、医師診察記録(市HPから所定書式をダウンロードできます)と発達検査の結果が必要となります。あらかじめ療育機関やかかりつけ医等へ医師診察記録の依頼や発達検査を行う準備を進めていただくとスムーズに相談していただけます。
その後、必要書類等の説明及び就学相談員との面談日について日程を調整します。
申込期間:令和6年4月1日(月曜)~8月30日(金曜)
(注)令和6年度中学校第1学年の生徒は9月30日(月曜)まで
当日は、お子様と保護者に下記就学相談室にお越しいただき、就学相談票などの必要資料等をもとに、お子様の特性や保護者の願い等をお伺いします。
当日は、お子様と保護者に委員会会場にお越しいただき、教育学、医学、心理学等の専門家等により、資料や行動観察等をもとに、お子様の可能性を伸ばし、社会参加や自立に向けて望ましい学びの場についての検討を行います。
就学支援委員会の後、速やかに就学相談員が結果を電話でお知らせします。ご希望と異なる結果になった場合は、継続して相談できます。