小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
平成18年度
市では、平成16年1月からコミュニティバス(にじバス)の試行運行を実施していますが、さらに市内の交通をよくするために、今後の公共交通のあり方について検討を重ねています。平成17年度には、「総合的な交通体系のあり方懇談会(あり方懇談会)」を開催し、市民の皆さんから各地域の実情・交通課題などのご意見をいただく中、あり方懇談会から、市内における交通体系についての提案をいただきました。
さらに、あり方懇談会の提案を踏まえ、市の公共交通に対する基本的な考え方(案)を市報2006年9月5日特集号でお示しし、市民の皆さんからご意見を伺いました。
いただいたご意見に対する市の考え方(結果)
募集期間 平成18年9月5日~22日の18日間
(注)平成18年9月30日まで投かんされた意見を反映しています。
意見数 413件(意見者数283人)
(注)市報はがき278人、ファクシミリ2人、電子メール3人。
属性 女性が65%、50歳代以上が76.7%を占めています
地区別意見者数 市内を、あり方懇談会で区分した4地域およびにじバスルートの、5地域に区分
A地域(小川東町、小川西町、栄町)…28人(9.9%)
B地域(中島町、小川町、上水本町、上水新町、たかの台)…48人(17%)
C地域(美園町、大沼町、花小金井)…63人(22.2%)
D地域(上水南町、回田町、喜平町、御幸町、鈴木町、天神町、花小金井南町)…73人(25.8%)
にじバスルート(学園東町、学園西町、津田町、仲町)…66人(23.3%)
意見の概要は下記のとおりですが、市としては、市民意見を踏まえ、コンパクトな地域内の生活交通については、今後さらに地域のニーズの把握に努めるとともに、地域内の生活交通の運行主体なども含め、理解を深めていく必要があると判断し、さらに調査を行なっていきます。また、「にじバス」については、特定地域を運行することに対する不公平感のご意見や、受益者負担を考えるべきとのご意見、さらに、ルートについても市役所周辺への要望も出されていますので、運賃、ルートなどの見直しを平成19年度の早い段階で行いたいと考えています。
【意見の項目別内訳】
コンパクトな地域内の生活交通について 10件(2.4%)
基本的に賛成の意見も多いが、地域内の移動は徒歩か自転車で、また、小範囲の生活交通は問題が多いなどの意見もある。
幹線交通の充実について 25件(6.1%)
東西方向の利便性の必要性の意見がある一方、都バスの利用状況およびバス事業者が受け入れられない場合への対応策についての意見もある。
コミュニティタクシーについて 32件(7.8%)
コミュニティタクシーに賛成の意見があるが、「にじバス」よりも赤字が増えるのではないかとの考えから、賛成できませんとの意見もある。
NPO法人による運営について 46件(11.1%)
NPO法人に対する不安の声も多くあり、市と住民が協議できる体制をつくって、さまざまな検討をしたうえで、組織づくりをしてほしいとの意見もある。
「にじバス」の見直しについて 152件(36.8%)
料金見直しについて(95件)
100円ありきという意見ばかりではなく、100円以上という意見が半数以上を占める。にじバス運行地域以外からの不公平感の声もある。
「にじバス」の運行継続について(35件)
「にじバス」運行の定着性から運行継続を望む意見と、「にじバス」の財政支出面からの受益者負担についての意見もある。
「にじバス」の運行間隔について(減便7件、現状維持2件、増便1件、参考意見1件)
現在の運行方式を工夫あるいは運行本数を減らしても、継続してほしいという意見がある。
「にじバス」の運行ルート見直しについて(11件)
市役所および市役所周辺施設へのルート要望が多数ある。
各地域への運行要望について 64件(15.5%)
運行方式について 48件(11.6%)
行政コスト(運行経費など)について 26件(6.3%)
その他 10件(2.4%)
多数のご意見ありがとうございました。