平成18年度 第3回市民の会議結果の概要
更新日: 2007年(平成19年)9月27日 作成部署:企画政策部 政策課
日時:平成19年3月2日(金曜) 午後7時~9時30分
会場:健康センター視聴覚室
参加者数:30人(欠席者24人)傍聴者数なし
配付資料:
・ 第2回市民の会議・会議の要旨
・ 第2回運営委員会(2月24日)会議の要旨
会議結果の概要
1. 部会討議
テーマ
- どんな小平市にしたいか? 現状の問題点はなにか?
- そのためには(問題を解決するためには)どんな条例にしたらいいか?
- その際の論点、争点はなにか? 出された意見のグルーピング
部会討議の内容(別掲)
次回 市民の会議など
会議 | 日時 |
---|---|
第3回市民の会議 |
平成19年3月16日(金曜) 午後7時~9時 |
運営委員会 |
平成19年3月10日(土曜) 午後2時~ |
広報グループ会議 |
平成19年3月6日(火曜) 午後1時~ |
起草グループ会議 |
平成19年3月9日(金曜) 午後7時~ |
【第1部会】
小平市自治基本条例市民の会議第1部会 検討の記録
第3回 市民の会議
平成19年3月2日(金曜) 午後7時~9時
検討テーマ
- どんな小平市にしたいか? 現状の問題点はなにか?
- そのためにはどんな条例にしたらいいか?
- その際の論点、争点はなにか?
3. 格差のない誰にもやさしい社会を(前回記録3と同一項目)
a. 「格差」をどう考えるべきか
- 最近よく「格差」といわれるが、(格差を是正する)努力をせずに格差社会といっているだけではないか。
- 努力しても報われない場合に限って「格差」を使うべきではないか。また努力しても報われない人はだれか?(例:障害者、子ども、高齢者、外国人など)
- 格差は最近始まったことではない。今までも格差をなくそうとしてきた歴史がある。
- 格差といっても、一人ひとりのハンディなどからうまれる個人レベルの格差と、経済状況などから生まれる国・地方レベルの格差などいろいろある。
- 個人レベルの格差については、弱い立場の人たちのハンディをいかになくしていくかが大事。
- 個人の基本的な権利を守るべき母体の弱体化が進んでいることが問題。(労組など)
- 地方レベルの格差を考えると小平市は比較的恵まれているのではないか。だからこそ(現状に甘んじることなく)市民参加で責任を持ってまちづくりをすべき。
b. 新しい人権について考えよう
- 今の社会には、憲法でカバーできない新たな人権が出てきているが、これは今回の自治基本条例策定において大きな論点項目になるのではないか。
c. 既存計画・条例等の理念・思いを見直そう
- 既存計画・条例等には作った人の理念・思いが込められているはずである。しかし、それは後世の人になかなか伝わらないのが問題である。
- 今回の自治基本条例策定の中でも関連する計画や条例等を検証して条例に反映できるかどうか、または、今回私たちがつくった時の思いをどうしたら伝えていけるかを考えるべき。
d. 世界の動向もおさえて条例をつくるべき
- 世界では日本に先駆けて人権問題や男女平等参画問題などの動きがあるが、日本全体の傾向としてこうした世界の情報が伝えきれていないと感じる。
- (例え日本で法整備が遅れていても)世界の動向を先取りして自治基本条例を検討するための素材としてはどうか。
e. 小平ミニマムを考えよう
- 社会福祉には「ナショナルミニマム」と「ローカルミニマム」の考え方がある。
- このうち「ローカルミニマム」は小平市の独自性が出せるもので、小平らしさにつながる。そんな「小平ミニマム」について今回の自治基本条例に盛り込めるのではないか。(特に(2)新しい人権など)
- また、(3)既存計画・条例や(4)世界動向は小平ミニマムを考える時に知っておくべき情報になるのではないか。この情報の中から小平ミニマムにいれるべきものを主体的に選び取ることが大事。 (世界動向については条例の前文に書けばよいかも)