小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
更新日: 2007年(平成19年)9月27日 作成部署:企画政策部 政策課
日時:平成18年9月2日(土曜)、午後7時~9時35分
会場:健康センター視聴覚室、第2・第3会議室
参加者数:43人(欠席者18人)
傍聴者:なし
配付資料:
1. 第2回市民の会議準備会・会議の要旨
2. 市民の会議が作成する条例案の考え方
3. 協議事項検討・整理用メモ
第2回市民の会議準備会・会議の要旨について了承された。
市からの説明
前回も、質疑が出ておりました市民の会議が作成する条例案について、市の考え方をご説明いたします。
市民の会議が作成する条例案ですが、自治基本条例制定方針にありますように、市は、議案の体裁に調整して議会に提案すると規定しており、他区市のように市民案を受けて市で原案を策定する予定はありません。
したがって、市は、市民の会議が条例案を検討する際に、相互協力等に関する協定に基づき、対等な立場にたって、行政からの視点や考え方について、意見交換を進めていきたいと考えております。
また、市民懇談会やパブリックコメントの実施により、小平市の地域特性に合った自治基本条例案が作成できるものと考えております。質疑
準備会メンバー
普通、各市の場合、市民会議から出た提案を最大限尊重して、市の方で条例案をつくりますというのですが、これは、市民の方がこういう会議に参加して、多分1年なり1年半続けるモチベーションというのは自分の言ったことが条例になるということで、それが協定によって保障されているということが一番の拠り所になると思うのです。それがこの文章からそういうことなのか、それともそうではなくて、市民会議が例えば部会に分かれたときに、職員の人が部会に一人ずつ入って、メンバーとして一緒にやっていくというのが対等な立場という意味なのか。何か市民の人がとんでもないことを言い出したら困るから市が対等な立場で、お目付け役程度に一緒にやっていくということなのか。前向きな意味で書かれているのか、若干後ろ向きな意味で書かれているのか、読み取りづらいのでもう少し主旨を説明してください。
担当参事
基本的には、前向きな形で、今回こういった会議を設定しております。これから部会も含めてどういった形で検討していくかというのは、皆さんで先ずは考えていただくようになりますが、条例案をここのメンバーでつくる場合は、ここに参加していない他の市民の方の意見というのも当然出てくると思います。市の方で行政として、今回こういった形で呼びかけていますから、最初からマイナス的に考えているわけではありませんが、行政の視点としてこういったお話があればこういった内容ですよといったことで、お互いに協議する場が必要なのかなという主旨です。策定方法などについては、これから皆さんの方でいろいろな形で考えていただくようになると思います。あくまでも、今日の資料は、市民案がどういった形でいかされるのかという主旨のものです。
準備会メンバー
協定について、行政側として何ができるかというアウトラインについて、我々はわかっていない。何でもやってくれと我々がどんどん要求をして、あれも駄目だこれも駄目だということだと無駄な時間がかかるのではないか。だから、行政側のワーキングチームをつくる、庶務的なこともやっていただける、必要があれば講師も呼ぶなどといった具体的なことについて説明してもらいたい。
担当参事
協定案の内容については、今日の協議の中で皆さんから出てくるかもしれないので、次回にそのあたりの内容について資料を用意してくるのでそのようにお願いいたします。市からの説明
本日は、前回に引き続き、メンバーによる協議を進めていただくために、グループに分かれた座席配置となっております。
本日の司会進行・書記・発表者については、グループ毎でご検討いただければと考えております。第2回に欠席の人は、適宜グループに入ってもらっておりますので、始めに前回の協議の概要について説明を行ってからグループ協議に入っていただければと思います。
なお、今日の進捗状況によっては、もう一回、準備会の開催が必要になるかとも考えております。会の最後で、決めさせていただければと思います。
それでは、これから1時間半程度グループ毎にご検討いただければと思います。検討の後、各グループから発表をお願いし、全体で意見の調整をしていければと考えております。
各グループの発表
1グループの発表
1. 市民の会議の目的について
第3グループの小平市民にふさわしい自治基本条例案の制定がいいのではないかということでした。
2. 市民の会議の存続期間について
自分達の案をつくるまでとか、議会で認められるまでとかいろいろ出ましたが、自治基本条例が議会で認められ採決されるまで、条例の制定までとする人が多く、一部、条例案の制定までという人も少数ですがありました。
3. 会長(代表)の役割について
会長と副会長には権限を持たせない方がいいのではないかということと、会の全体が明確になった時点で決めた方がいいのではないかということ。運営委員会は、各グループから出てやっていってはどうかという意見もでました。
4. 会のメンバー構成について
募集の仕方も市報だけではなくて、小平市には大学もいくつかありますので大学の掲示板を利用して若い人にもどんどん入ってもらって意見を聞くべきではないかという意見が出ました。
5. 会議の進め方について
市民の会議の発足後にどういった議題でやったらいいのかという話が先に出まして、同じ議題をグループ分けをして意見を出し合った方がいいとか、流れの中で勉強会をしたり、分科会とかで話し合っていってはどうかといった話が出ました。
6. 会議の公開、傍聴について
傍聴は公開すべき。傍聴者の発言も可能。ただし、最後の5分、10分と区切って意見を出してもらうということです。傍聴の方の意見を聞くというのは、自分たちの考え方が間違った方向にいっていないかという考え方の見直しのためにも必要ではないかということでした。
7. 会議録について
無記名で要録でということです。
第2グループの発表
1. 会の名称について
2グループでは、具体的につくる会がいいのではないかということと、小平市民というよりは、行政も含めた小平市自治基本条例という形でつくった方がいいのではないかということ。サブタイトルとしてわかりやすいので市民の憲法といった形でつけた方がいいという事を話し合いました。
2. 会議の進め方について
会議の定足は、過半数出席した人で成立すればいいという話になりました。
意見の決定に関しては、さまざまありました。1つは過半数原則。あとは、全員の合意が必要なんじゃないかということ。否決されてしまった少数意見も、どこかしらに載せておいた方がいいという意見がありました。あと、通常の場合は過半数で、特に重要なことを決める場合においては、例えば3分の2だったり、5分の4だったり、そこら辺の決定数を変えていったらどうかという話も出ました。
意見の集約は、基本的には小平市に関わる多くの人の意見を参考にするべきではということもあり、インターネットなどを通じて、それ以外でもファックス、電話などを通じて意見を集約していく。または、わたしたちが他の所へ行って意見を集めてくるなど、より多くの人の意見を集めてくるべきではないかという話が出てきました。
また、会議で次回に決めるようなことに関しては、事前にきちんと考えて来た方がいいんじゃないかという話になりました。
時間厳守とかそういうのを会則に盛り込むのかということですが、こういうのは社会人の原則的なルールとして必要ないという話になりました。
進め方について、ファシリテーターというものと、議事進行をだれがやるかということで意見がいくつかありました。ひとつは、議事に関しては、基本的には市民の会議なので市民がやるべきだという意見。もうひとつは、ファシリテーターの進行があった方がスムーズなのではないかという意見がありました。議事運営は、会長がやると大変なので、副会長がやればいいんじゃないかという意見もあります。あと、議長は、意見がいえるのかどうかということや中立な立場なのかということもありました。あと、ファシリテーターの存在があれば、時間を有効に使って議事進行ができるのではないか。必ずしも否定しないでトライしてもいいんじゃないかという意見と、ファシリテーターを呼ぶにしてもその方がどんな意見を持ってとか考え方を聞いてみて、どういうふうな進め方ができるのかということを聞いてから依頼するということも出てきました。
3. 会議の傍聴、公開について
公開に関しては基本的にオーケー。情報提供に関しても基本的にオーケーとする。傍聴に関しては、議長の権限によって許可をする。傍聴者の発言は、住民の会議なので、議長の許可のもとに発言は自由ということで行えばいいということになりました。
4. 会議録について
要旨とする。名前も匿名でいいという事になりました。
協定のことは、時間がなくて話し合うことができませんでした。