平成19年度 第17回市民の会議・会議の要旨(1)
更新日: 2007年(平成19年)12月18日 作成部署:企画政策部 政策課
日時
平成19年12月7日(金曜) 午後7時~9時
会場
福祉会館第2集会室
参加者数
25人(欠席者31人)
傍聴者:1人
配付資料
- 市民の権利主体の考え方と市民の定義案
- 市民の権利についての説明(以上、起草グループから)
- (仮称)小平市自治基本条例骨子案について意見(メンバーから)
- 「第8章 議会」の改定案(メンバーから)
会議結果の概要
1.前回のおさらい
- 「自治推進委員会の設置の是非」「市長の多選禁止規定は必要か」「議会にどこまで踏み込むか」「財政の説明文」について議論した。
○メンバー
- 「市長の多選禁止規定は必要か」というテーマについては議論して結論が出たが、「小平市条例の目玉は何か?」という論点ではまだ結論が出ていない。
2.今後の進め方
【決定事項】
- 1月の予定:1月19日(土)午後2時~5時、26日(土)午後2時~5時
- 1月に3回目が必要かどうかは、12月11日の運営委員会、15日の全体会にて再検討する。
3.市議会一般質問の傍聴報告
- 当日傍聴したメンバーから報告があった。
- 議会との意見交換の場については、議員からも声が上がっており、事務局に打診している。12月15日の全体会にて報告できるようにお願いしたい。
4.広報グループの報告
- HPには、代表日記、10月28日のNPOフェスタ、11月3日のフォーラム、11月26日の武蔵野美術大学の自主講座の様子が更新されているので見てほしい。
- 「だより」第9号が完成した。12月15日以降に原稿が完成するため、各メンバーには郵送で送ることになる。
- 市内各所に掲示している市民意見交換会の日程のポスターは、各自、貼ったものについて回収作業をお願いしたい。
- また、掲示を協力してくれた商店などに礼状を作成した。事務局は全メンバーに配布し、適宜使ってほしい。
5.起草グループの提案
【決定事項】
- 市民の権利主体の考え方については、起草グループの提案をもとに条文化を進める。
- 市民の定義については、「市民:小平市に住所を有する個人及び営利を目的とするか否かを問わず、小平市に事務所又は事業所を有する法人又は団体」、「市民等:市民のほか、小平市で学び、働き、又は活動する個人及び法人又は団体を含め総称」の区分を現時点での案とする。ただし、条文案全体の検討の中で再度見直しの機会を設ける。
6.「第8章 議会」改定案の提案
- 今日の改定案は、メンバーから提案があったという位置づけであるので、あらためて他のメンバーの意見も聞きながら結論を出す必要がある。
7.前文の検討の進め方について
- 次回全体会にて、出された前文案を配布し、検討方法やぜひ入れたいキーワードについて議論する。
8.次回12月15日の予定
- 市との意見調整(60分)
- 「基本理念、基本原則」および「地域コミュニティ」(60分)・前文(60分)
議事録
今日の進め方(全体会)
- 前回のおさらい
- 今後の進め方
- 市議会一般質問の傍聴報告
- 広報グループの報告
- 起草グループの提案
- 「第8章 議会」改定案の提案
- 骨子案への意見
- 前文の検討の進め方について
1.前回のおさらい
○代表
- 「自治推進委員会の設置の是非」「市長の多選禁止規定は必要か」「議会にどこまで踏み込むか」「財政の説明文」について議論した。
○メンバー
- 「市長の多選禁止規定は必要か」というテーマを議題にした主旨は、「小平市条例の目玉は何か?」ということの例として挙げただけである。
- このことについては議論して結論が出たが、「小平市条例の目玉は何か?」という論点では。まだ結論が出ていないと認識してほしい。
2.今後の進め方
○代表
- 11月29日の全体会にて、今後は全体会で議論することが決まった。
- 次回、12月15日の全体会は、今年最後の市民の会議となる。行政からの意見についての検討、深く検討すべき項目の残りを議論する。
- 1月以降のスケジュールについては、12月11日に予定している運営委員会で再検討する。今日は、とりあえず2回分の会議日程を決めたい。
○メンバー
- このペースでいくと、1月に3回は必要になるのではないか。
- 土曜日の昼間であれば、夜間より1時間多く時間が取れるので、皆の都合にもよるが極力土曜日にしたらどうか。
- 何が何でも3月までに終わらせるのか。前回出席したメンバーでは3分の2程度のメンバーが「スケジュールよりも熟議を重視」していた。
【決定事項】
- 1月の予定:1月19日(土)午後2時~5時、26日(土)午後2時~5時
- 3回目が必要かどうかは、12月11日の運営委員会、15日の全体会にて再検討する。
3.市議会一般質問の傍聴報告
○メンバー
- 11月30日の一般質問では、「市民の会議は情報開示不足」「費用がかかりすぎている」「自治推進委員会の設置には反対」「市民意見交換会はどの意見が多数意見なのかわからない」「メンバーに匿名のものがいる」などの指摘があった。
○メンバー
- その議員が「市民の会議に敵対する人」とみられるのは困る。よく勉強し、「議会だより」を配ってくれるなど、市民のために議会を「開いている」努力をされている議員である。
- 話し合いが必要だ。議員側も話し合いたいと思っているはず。なぜそのような場が得られないのか?
○代表
- 議会との意見交換の場については、議員からも声が上がっており、事務局に打診している。12月15日の全体会にて報告できるようにお願いしたい。
4.広報グループの報告
○広報グループサブリーダー
- 市民意見交換会が終了した。広報活動、チラシやポスター配り、ポスティング、町会長への打診などお疲れ様でした。
- HPには、代表日記が更新されているので見てほしい。
- その他、10月28日のNPOフェスタ、11月3日のフォーラム、11月26日の武蔵野美術大学の自主講座の様子を更新済み。
- 「だより」第9号が完成した。12月15日以降に原稿が完成するため、各メンバーには郵送で送ることになる。
- H20年4月以降の「だより」発行についても議論したが結論は出ていない。
○代表
- 市内各所にポスターを掲示しているが、市民意見交換会の日程のポスターははがす必要がある。各自、貼ったものについて回収作業をお願いしたい。
- また、掲示を協力してくれた商店などに礼状を作成した。事務局は全メンバーに配布し、適宜使ってほしい。
5.起草グループの提案
○起草グループリーダー
(配布資料をもとに説明)
- 市民の権利主体について、各権利を持つのは誰か、そのとき市民の定義はどうなるか、表と説明文にて提案する。
【市民の権利主体の考え方について】
○メンバー
- 「行政サービスを受ける権利」については「市内に住所を有する個人、法人、団体」となっているが、住民でなくても利用できる施設があるなど、実態とあわないのではないか?
○起草グループ
- 自治基本条例は、行政サービスや税金などについて定める条例よりも上位の位置づけとなる。下位条例において、上位条例で定めた権利を拡大することは問題ないが、上位条例で定めた権利を下位条例が制限することはできない。そのため、自治基本条例では実態よりも限定的な権利規定にする必要がある。必ずしも実態と合致しないものと考えるべき。
【市民の定義について】
(A案とB案について、挙手により参加メンバーの意見を把握した結果、B案賛成が多数)
○起草グループ
- B案で条文化を検討する。
○メンバー
- その定義の場合、「市民投票」の有権者についてはどうなるのか?
○起草グループ
- 実質的には個人としての住民が投票権を持つ。
【決定事項】
- 市民の権利主体の考え方については、起草グループの提案をもとに条文化を進める。
- 市民の定義については、「市民:小平市に住所を有する個人及び営利を目的とするか否かを問わず、小平市に事務所又は事業所を有する法人又は団体」、「市民等:市民のほか、小平市で学び、働き、又は活動する個人及び法人又は団体を含め総称」の区分を現時点での案とする。ただし、条文案全体の検討の中で再度見直しの機会を設ける。