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飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費の一部補助

更新日: 2024年(令和6年)5月20日  作成部署:環境部 環境政策課

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 市では、飼い主のいない猫を管理する活動を行うボランティア団体が、市内に生息する飼い主のいない猫に受けさせる不妊手術や去勢手術にかかる費用の一部を補助します。

 

飼い主のいない猫とは

 飼い主に捨てられてしまったり、誤って迷子になって飼い主のもとに戻れなくなってしまったなどの理由によって飼い主がいなくなった猫のことを言います。また、そういった猫が不妊手術や去勢手術を行っていない場合には繁殖を繰り返し、飼い主のいない猫がまちに増えていきます。

 飼い主のいない猫が増えるにつれ、フンや尿、ゴミあさり、器物破損など、地域の生活環境に及ぼす悪影響が目立つようになります。 

 

飼い主のいない猫をこれ以上増やさないようにするために

 飼い主のいない猫をこれ以上増やさないようにするため、地域で適正に管理する活動を行っているボランティアの方々がいます。

 その活動は、飼い主のいない猫を「命あるもの」という動物愛護の考え方で、エサを与え、トイレの設置やフンの清掃を行い、繁殖を抑えるために不妊手術や去勢手術を受けさせるなど、猫を地域で世話していくというものです。

 飼い主のいない猫による被害を受け、迷惑に思っている方もいるかもしれませんが、飼い主のいない猫をこれ以上増やさないための活動として、ご理解とご協力をお願いします。

 

飼い主のいない猫に受けさせる不妊・去勢手術費の一部補助

 市では、飼い主のいない猫によるフンや尿、鳴き声、ゴミあさりなどといった被害を減らして生活環境を保持することを目的に、飼い主のいない猫を管理する活動を行うボランティア団体を支援するため、市内に生息する飼い主のいない猫への不妊手術や去勢手術にかかる費用の一部を補助します。

 

不妊手術や去勢手術費用の一部補助を受けるためには

 市内に生息する飼い主のいない猫に対する管理活動を行う団体として、団体の登録申請をしてください。

 申請後、市で活動内容を確認させていただき、登録団体として承認する通知を発行します。

 なお、手続きの流れや主な注意点につきましては、この記事の最下部にある「小平市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金について」のファイルで確認してください。

 (注)団体の登録申請をお考えの方は、事前に環境政策課までお問い合わせください。

 

団体の登録申請の受け付け

 申請場所は、市役所4階環境政策課窓口です。

 団体登録申請書の配布

 環境政策課窓口で配布、またはこの記事の最下部でダウンロードもできます。

 

団体として登録するための主な要件

  • 同一世帯に属していない2人以上(18歳以上の代表者とその外に18歳以上の方1人以上)で構成されていること
  • 市内に住所を有する人が団体に所属していること
  • エサ場やトイレの管理、不妊・去勢手術の実施などが行えること
  • 地域の方々に活動の理解を求める活動が行えること

本補助制度は、団体登録をされたボランティア団体などによる飼い主のいない猫の管理活動を対象としています。

 (注)個人(1人)で活動されている方や、飼い猫に対する不妊・去勢手術は、補助の対象とはなりません。

飼い主のいない猫を管理する活動にもルールがあります

  • エサ場とする場所の所有者の許可をもらいましょう。
  • エサやりの時間を決め食べ終わったら片付けましょう。
  • 不妊・去勢手術を受けさせましょう。
  • 地域の方々の理解を得ましょう。
  • 猫のトイレを設置するか、フンをさせる場所を決めて掃除しましょう。

補助の内容

 飼い主のいない猫に対して行う次の手術にかかる費用の一部

  • 不妊手術(獣医師が行う卵巣又は卵巣及び子宮を摘出する手術)
  • 去勢手術(獣医師が行う精巣を摘出する手術)

 (注)補助を受けるためには、同時に耳カット等(手術済みであることを表すしるし)の処置を行っていただく必要があります。

 (注)令和6年度から手術にかかる費用には、ワクチンによる予防接種と寄生虫の駆除に係る費用を含みます。

 

補助金額

 不妊手術 1件につき上限15,000円

 去勢手術 1件につき上限10,000円

 (注)ただし、補助は年度内の総予算額の範囲内で行います。

 

 予算執行状況についてはお問い合わせください。

 さくらねこ無料不妊手術事業

 令和元年度から公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」にボランティア団体の方々と協働で参加しています。

さくらねこ無料不妊手術事業とは、所有者不明の猫を原因とする生活環境被害の軽減と所有者不明猫の行政での引き取り数の減少及び地域活動を支援し、「行政による猫の殺処分ゼロ」の」早期実現に資することを目的とした事業です。

さくらねこTNR(外部リンク)

公益財団法人どうぶつ基金(外部リンク)

 

飼い猫を外で飼っている方へ

 狭い家の中だけに閉じ込めておくのはかわいそうだ、という考えもあるかもしれません。

 しかし、屋外での飼育は交通事故やけが、迷子になってしまうなどの可能性があります。

 また、外飼いの猫がご近所でフンや尿をする、不妊手術や去勢手術を行っていない場合、外で出会った猫との間に子猫が産まれ、飼い主のいない猫が増えてしまう原因になるなど、ご近所に迷惑をかけていることがあります。

 猫のためにも、ご近所とのトラブルを避けるためにも、猫の飼い主の方が責任ある飼い方をすることが大切ですので、猫は屋内で飼いましょう。

 

飼い主のいない猫にエサをあげている方へ

 飼い主のいない猫が飢えてしまうのはかわいそうだ、という考えもあるかもしれません。

 しかし、無責任にエサをあげるだけでは、害虫などを集め不衛生であったり、エサを食べた猫が他人の土地でフンをしたり、集まった猫が子猫を産み、さらに数が増えるなど、ご近所に迷惑をかけていることがあります。

 エサをあげるのであれば、ご近所とのトラブルを避けるため、周辺のフンの清掃を行うことや繁殖を抑えるために不妊手術や去勢手術を受けさせることなども検討しましょう。

添付ファイル

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所4階

環境政策課環境対策担当

電話:042-346-9536

FAX:042-346-9643

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