○小平市道路占用工事要綱
昭和58年7月1日
事務執行規程
第1 総則
1 目的
この要綱は、小平市道路占用規則(昭和35年規則第5号)に基づく道路の占用に伴う道路の掘削工事及び復旧工事(以下「占用工事」という。)の基準等を定め、道路構造の保全を図ることを目的とする。
2 適用範囲
3 舗装の分類
舗装は、高級舗装、中級舗装及び簡易舗装に分類し、その内容は、別記1に掲げるところによる。
第2 掘削工事
1 掘削工事の制限
(1) 舗装工事竣工後の道路については、舗装の分類等に応じ、それぞれ次の期間内は掘削を許可しない。
ア 高級舗装(歩道を除く。次号において同じ。) 5年
イ 中級舗装 3年
ウ 簡易舗装及び歩道 1年
(2) 前号に規定する期間内であっても、次に掲げる事由により、道路管理者が特に必要があると認めるときは、当該道路の掘削を許可することができる。
ア 災害の防止、事故の復旧等一般の危険の防止
イ 沿道建築物に対する引込管線路の布設
ウ その他掘削をすることが止むを得ない公共事業
2 掘削幅の制限
道路の掘削をする幅は、当該掘削の箇所等により、それぞれ次に掲げる幅とする。
(1) 車道舗装部分 最小限0.6メートル。0.6メートル以上の幅を必要とする場合は、0.1メートル単位で拡幅した必要幅
(2) 歩道舗装部分 最小限0.5メートル。0.5メートル以上の幅を必要とする場合は、0.1メートル単位で拡幅した必要幅
(3) 平板舗装 最小限2枚。2枚以上の幅を必要とする場合は、1枚単位で拡幅した必要幅
3 掘削の方法
(1) 既設舗装の取壊しは、コンクリートカッターで縁切りした後、ブレーカー又はノミの類を用い、丁寧に行わなければならない。
(2) 掘削箇所は、深さ又は地質等に応じて適当な土留めを行い、周囲の路盤を破壊しないようにしなければならない。
(3) 舗装部分の取壊し工事に着手する範囲は、1日以内に取壊し工事が完了できる範囲とする。
第3 復旧工事
1 復旧面積
復旧面積は、別記2に規定する復旧面積図のとおりとする。ただし、第2の1(2)の規定により掘削工事の制限期間内の道路を掘削した場合は、原則として全幅を復旧面積とする。また、道路管理者は、道路の状況、掘削工事の実態等を勘案して、復旧面積を増減することができるものとする。
2 埋戻し材料及び使用部分
(1) 埋戻し材料は、次に掲げるものを使用するものとする。ただし、道路管理者が許可をした場合は、再生クラッシャラン(以下「RC―40」という。)又は発生土を使用することができる。
ア しゃ断層用砂
イ 埋戻し用砂
ウ 良質土
エ 改良土(第1種改良土及び第2種改良土をいう。以下同じ。)
(2) 埋戻しに使用するしゃ断層用砂及び埋戻し用砂の材料規格は、東京都材料仕様書による。
(3) 埋戻しに使用する良質土及び改良土の品質及び品質管理基準は、別記3のとおりとする。
(4) 埋戻し材料の使用部分
ア 車道部及び歩道部の路床面から占用物件の上端0.1メートルまでは、しゃ断層用砂、埋戻し用砂、良質土又は改良土のいずれかを使用するものとする。
イ 車道部及び歩道部の占用物件の周囲とその上端0.1メートルまでの部分にあっては、しゃ断層用砂又は第2種改良土のいずれかを使用するものとする。ただし、埋設管が多数埋設されている箇所若しくは防護工の下に当る部分で締固めが難しい箇所又は地下水位が高く、ポンプで揚水しても締固めが十分にできない箇所においては、しゃ断層用砂を使用するものとする。
3 埋戻し工
(1) 歩道、車道とも厚さ0.3メートル(RC―40を使用した場合は0.15メートル)ごとに原地盤程度の密度となるようにランマーその他適当な機械を使用して突き固めるものとする。ただし、占用物件その他の埋設物の周囲及びその上端から0.1メートルまでは、水締めその他の方法により完全な締固めを行うものとする。
(2) 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管等)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。
4 路盤工及び表層工
路盤工及び表層工については、別記4(復旧断面図)に基づき施工するものとする。
5 舗装先行工事の復旧工事
舗装先行工事の復旧方法については、道路管理者の指示するところによる。
6 仮復旧工事
占用者は、受託復旧の場合及び自費復旧で工事の関係上即時復旧ができない場合は、道路管理者が指示する復旧工法で仮舗装を行い、本復旧工事までの間、その維持修繕に努めるものとする。
7 道路に与えた損傷等の措置
占用者は、占用工事及び仮舗装の期間中において、占用工事等の施行に起因して道路に与えた損傷又は第三者に与えた損害については、その責任において原状回復、賠償等の措置をしなければならない。
第4 埋戻し復旧跡及び舗装完了の検査
占用者は、復旧工事について次に定める検査を受け、合格しなければならない。
(1) 埋戻し復旧跡の検査
占用者は、道路管理者が必要と認める場合には、土研式円錐貫入試験により埋戻し復旧跡の検査を占用者の負担において受けるものとし、その合格判定値は、次に掲げるとおりとする。
土研式円錐貫入試験の合格判定値:路床面から行い、土質別には補正せず、0.1メートルの貫入に要する打撃回数が16回以上であること。
(2) 舗装完了の検査
占用者は、舗装完了後、竣工届を道路管理者に提出し、検査を受けるものとする。
第5 工事施行後の措置
1 責任期間
占用者は、本復旧完了検査合格の日から1年間復旧箇所の維持修繕を行い、占用工事に起因する事故の防止に努めるものとする。ただし、当該期間経過後においても占用工事の不良に基づくと判定できる破損については、占用者において修繕、復旧を行うとともに、占用工事の施行に起因して事故が発生した場合は、その責めを負わなければならない。
2 道路管理者の代行措置及びその費用負担
道路管理者は、第5の1に規定する責任期間中、占用者に復旧箇所の修繕等を指示したにもかかわらず、占用者がその指示事項を履行せず、又は履行しても不十分と認められる場合は、占用者に代行して当該工事等を行うことができる。この場合において、占用者は、当該工事等にかかった費用を負担しなければならない。
第6 その他
占用者は、この要綱で定めるもののほか、占用工事の施工等に関して疑義を生じた事項及び必要な事項については、道路管理者の判断を仰ぎ、その指示に従わなければならない。ただし、緊急(漏水、漏洩等)を要する場合は、占用者の判断により措置するものとし、その場合は、事後、直ちに道路管理者に報告し、その指示に従うものとする。
(適用期日等)
1 この要綱は、平成8年4月1日から適用する。
2 この要綱適用の際、現に道路占用の許可を受けている者に係る占用工事の基準については、なお従前の例による。
別記1(第1の3関係)
舗装の分類及び内容
1 高級舗装
アスファルトコンクリート舗装したもので、表層及び基層並びに上層路盤及び下層路盤からなり、表層及び基層がそれぞれ0.15メートル並びに上層路盤及び下層路盤がそれぞれ0.30メートル以上のもの
2 中級舗装
(1) アスファルトコンクリート舗装したもので、表層及び基層並びに上層路盤及び下層路盤又は表層並びに上層路盤及び下層路盤からなり、高級舗装以外のもの
(2) 栄町土地区画整理区域内の道路
3 簡易舗装
(1) 在来の砂利、砕石舗装を基礎として簡易な路盤を築造した上、アスファルトコンクリート舗装したもの
(2) 在来の簡易舗装にアスファルトコンクリート被覆したもの
別記2 市道の復旧面積図
s=(m+2d)(n+2d)
s→復旧面積
m→掘削部分の影響
n→掘削部分の幅員
d→影響幅
60型・55型…50cm
40型・35―Ⅱ型・35―Ⅰ型…30cm
歩道…10cm
別記3 良質土・改良土の品質及び品質管理基準
1 良質土
良質土は、地盤の掘削等から発生する未改良の土砂で自然含水比の状態において、次の規定に適合しなければならない。
(1) ゴミ、ガラ、有機物、産業廃棄物等の異物を含まないこと。
(2) 最大粒径が40ミリメートル以下の礫又は砕石を若干含んでもよい。
(3) 団塊の径が10センチメートル以上のものを含まないこと。
(4) 品質は、表―1の基準値を満たすこと。
(5) 試験方法は、表―3に示す。
表―1
試験項目 | 基準値 | 試験頻度 |
土質区分 | 砂又は砂質土 | 同一土質について 3個以上 |
75μmふるい通過質量百分率 | 25%以下 | |
CBR | 3%以上 |
2 改良土
改良土は、地盤の掘削等から発生する土砂を生石灰により改良したもので、次の規定に適合しなければならない。
なお、上部及び中間部に使用できる改良土を第一種改良土とし、管回り部に使用できる改良土を第二種改良土という。
(1) ゴミ、ガラ、有機物、産業廃棄物等の異物を含まないこと。
(2) 生石灰との発熱反応が終了していること。
(3) 品質は、表―2の基準値を満たすこと。
(4) 試験方法は、表―3に示す。
表―2
試験項目 | 基準値 | 試験頻度 | |
最大粒径 | 第1種改良土 | 40mm以下 | 品質管理データによる場合は1日1回以上。ただし、1日生産量が300m3を超えるときは2回とする。 |
第2種改良土 | 13mm以下 | ||
CBR | 第1種改良土 | 3%以上 | |
第2種改良土 | ※20%以下 |
※ 平均値
(注) CBRの基準値は、出荷時から30日間さかのぼった品質管理データの試験値の個々の値が3%以上で、それらの平均値が20%以下とする。
表―3
1 良質土
試験区分 | 試験方法 | |
土質区分 | 土の工学的分類方法(日本統一土質分類法) | JSF M 1111 |
75μmふるい通過質量百分率 | 土の粒度試験方法 | JIS A 1204 |
CBR | CBR試験方法(自然含水比3層 67回 4日水浸養生) | 舗装試験法便覧 |
2 改良土
試験区分 | 試験方法 | |
最大粒径 | 土の粒度試験方法 | JIS A 1204 |
CBR | 安定処理土のCBR試験方法(3層 67回 6日室内養生 4日水浸養生) | 舗装試験法便覧 |
別記4 市道の復旧断面図
(1) 中級舗装(35―Ⅰ型)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から35cmに達したとき
1 クラッシャラン(C―40)又は、再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
2 その上に粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
3 表層は、アスファルト混合物(密粒度又は再生密粒度)を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内のRC―40及び発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
市道の復旧断面図
(2) 中級舗装(35―Ⅱ型)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から35cmに達したとき
1 クラッシャラン(C―40)又は、再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
2 その上に粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ10cmに仕上げる。
3 基層は、アスファルト混合物(粗粒度または再生粗粒度)を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
4 表層は、アスファルト混合物(密粒度または再生密粒度)を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内のRC―40及び発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
市道の復旧断面図
(3) 中級舗装(40型)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から40cmに達したとき
1 クラッシャラン(C―40)又は、再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
2 その上に粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
3 基層は、アスファルト混合物(粗粒度または再生粗粒度)を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
4 表層は、アスファルト混合物(密粒度または再生密粒度)を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内のRC―40及び発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
市道の復旧断面図
(4) 高級舗装(55型)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から55cmに達したとき
1 クラッシャラン(C―40)又は、再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、それぞれ十分に転圧して厚さ20cmに仕上げる。
2 その上に粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ20cmに仕上げる。
3 基層は、アスファルト混合物(粗粒度又は再生粗粒度)を5cm、5cmの2層に分け、それぞれ十分に転圧して厚さ10cmに仕上げる。
4 表層は、アスファルト混合物(密粒度又は再生密粒度)を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内のRC―40及び発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
市道の復旧断面図
(5) 高級舗装(60型)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から60cmに達したとき
1 クラッシャラン(C―40)又は、再生クラッシャラン(RC―40)を10cmごと2層に分けて敷きならし、それぞれ十分に転圧して厚さ20cmに仕上げる。
2 その上に粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
3 基層は、アスファルト混合物(粗粒度または再生粗粒度)を7cm、7cm、6cmの3層に分け、それぞれ十分に転圧して厚さ20cmに仕上げる。
4 表層は、アスファルト混合物(密粒度または再生密粒度)を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内のRC―40及び発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
歩道等の復旧断面図
(1) 歩道
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から10cmに達したとき
1 粒度調整砕石(M―30)を敷きならし、十分に転圧して厚さ7cmに仕上げる。
2 表層は、アスファルト混合物(細粒度)を敷きならし、十分に転圧して厚さ3cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
歩道等の復旧断面図
(2) 歩道(透水性舗装)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から19cmに達したとき
1 しゃ断層砂を敷きならし、十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
2 その上にクラッシャラン(C―20)を敷きならし、十分に転圧して厚さ10cmに仕上げる。
3 表層は、アスファルト混合物(開粒度2号)を敷きならし、十分に転圧して厚さ4cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
歩道等の復旧断面図
(3) 砂利道
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から15cmに達したとき
1 粒度調整砕石(C―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ1.5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
歩道等の復旧断面図
(4) 平板舗装
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から9cmに達したとき
1 敷砂を敷きならし、十分に転圧して厚さ3cmに仕上げる。
2 表層は、コンクリート平板を置く。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
道路復旧断面図 (栄町土地区画整理事業地区内道路)
(1) 35―Ⅰ型 B(4.0M・5.0M 道路)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から50cmに達したとき
1 再生クラッシャラン(RC―40)又は、クラッシャラン(C―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
2 再生クラッシャラン(RC―40)又は、クラッシャラン(C―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
3 その上に粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
4 表層は、再生密粒度アスファルト混合物又は、密粒度アスファルト混合物を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
道路復旧断面図 (栄町土地区画整理事業地区内道路)
(2) 35―Ⅰ型 C(6.0M・8.0M 道路)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から85cmに達したとき
1 再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ50cmに仕上げる。
2 再生クラッシャラン(RC―40)又は、クラッシャラン(C―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
3 その上に粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ15cmに仕上げる。
4 表層は、再生密粒度アスファルト混合物又は、密粒度アスファルト混合物を十分に転圧して厚さ5cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
道路断面図 (栄町土地区画整理事業地区内道路)
(3) 12.0M 道路
表層 再生密粒度アスコン、密粒度アスコン 厚 5cm |
上層路盤 粒度調整砕石(M―40) 厚 15cm |
下層路盤 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 15cm |
路床置換 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 50cm |
道路復旧断面図
(12.0M 道路の歩道 幅3M)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から21cmに達したとき
1 再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ10cmに仕上げる。
2 敷砂を敷きならし、十分に転圧して厚さ3cmに仕上げる。
3 表層は、インターロッキングを敷き、その上にゴム等を敷き、転圧して仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
道路断面図 (栄町土地区画整理事業地区内道路)
(4) 16.0M 道路
表層 再生密粒度アスコン、密粒度アスコン 厚 5cm |
基層 粗粒度アスコン 厚 10cm |
上層路盤 粒度調整砕石(M―40) 厚 10cm |
下層路盤 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 20cm |
路床置換 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 55cm |
道路復旧断面図
(16.0M 道路の歩道 幅3.5M)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から10cmに達したとき
1 粒度調整砕石(M―30)を敷きならし、十分に転圧して厚さ7cmに仕上げる。
2 表層は、細粒度アスファルト混合物を敷きならし、十分に転圧して厚さ3cmに仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
道路断面図 (栄町土地区画整理事業地区内道路)
(5) 20.5M 道路
表層 再生密粒度アスコン、密粒度アスコン 厚 5cm |
基層 粗粒度アスコン 厚 20cm |
上層路盤 粒度調整砕石(M―40) 厚 10cm |
下層路盤 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 15cm |
路床置換 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 55cm |
道路復旧断面図
(20.5M 道路の歩道 幅3M)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から16cmに達したとき
1 路盤粒度調整砕石(M―30)を敷きならし、十分に転圧して厚さ7cmに仕上げる。
2 サンドクッションを敷きならし、十分に転圧して厚さ3cmに仕上げる。
3 表層は、インターロッキングを敷き、その上にゴム等を敷き、転圧して仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
道路断面図 (栄町土地区画整理事業地区内道路)
(6) 28.5M 道路
表層 再生密粒度アスコン、密粒度アスコン 厚 5cm |
基層 粗粒度アスコン 厚 20cm |
上層路盤 粒度調整砕石(M―40) 厚 10cm |
下層路盤 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 15cm |
路床置換 再生クラッシャラン(RC―40) 厚 55cm |
道路復旧断面図
(28.5M 道路の側道 幅4.5M)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートル(RC―40を使用した場合、敷きならし厚0.15メートル)ごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から66cmに達したとき
1 再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ35cmに仕上げる。
2 再生クラッシャラン(RC―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ10cmに仕上げる。
3 路盤粒度調整砕石(M―40)を敷きならし、十分に転圧して厚さ10cmに仕上げる。
4 サンドクッションを敷きならし、十分に転圧して厚さ3cmに仕上げる。
5 表層は、インターロッキングを敷き、その上にゴム等を敷き、転圧して仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。
道路復旧断面図
(28.5M 道路の歩道 幅1.5M)
○ 埋戻しの方法
1 埋戻しは、ランマー等の締固め機械を使用し、敷きならし厚0.3メートルごとに原地盤と同程度以上の密度となるように締固めを行うものとする。
○ 既設表層から16cmに達したとき
1 路盤粒度調整砕石(M―30)を敷きならし、十分に転圧して厚さ7cmに仕上げる。
2 サンドクッションを敷きならし、十分に転圧して厚さ3cmに仕上げる。
3 表層は、インターロッキングを敷き、その上にゴム等を敷き、転圧して仕上げる。
※ 小規模工事(家庭引込み供給管及び汚水管)の埋戻し材料は、しゃ断層用砂、埋戻し用砂のいずれかを使用するものとする。また、( )内の発生土は、道路管理者の許可により使用することができる。