(趣旨)

第1条　この要領は、保育園保育料(以下「保育料」という。)の納付を口座振替で行う場合の事務手続に関し、必要な事項を定めるものとする。

(口座振替の対象)

第2条　口座振替により収納することができる保育料は、現年度の保育料とする。

(対象者)

第3条　口座振替により保育料を納付することができる者は、小平市の指定金融機関又は収納代理金融機関(以下「指定金融機関等」という。)に預金口座を有する保育料の納付義務者(以下「納付義務者」という。)で、口座振替による保育料の納付について当該指定金融機関等の承諾を得たもの(以下「対象者」という。)とする。

(取扱金融機関)

第4条　口座振替を取り扱う金融機関は、指定金融機関等のうち、対象者が指定した金融機関(以下「取扱金融機関」という。)とする。

(指定預金口座)

第5条　口座振替を行うことができる口座は、対象者が指定した当該対象者名義の普通預金又は当座預金の口座のうちいずれか1口座とする。ただし、対象者以外の口座名義人の同意を得た場合においては、当該口座名義人が有する指定金融機関等の口座のうちいずれか1口座を指定することができる。

(申込手続)

第6条　口座振替を希望する納付義務者又は口座振替の変更を希望する対象者は、小平市保育料口座振替依頼書(申込・解除・訂正)(金融機関保管用)(以下「依頼書」という。)、小平市保育料口座振替届書(申込・解除・訂正)(市保管用)(以下「届書」という。)及び小平市保育料口座振替依頼書(申込・解除・訂正)(依頼者控)(以下「依頼者控」という。)により、口座振替による保育料の納付を開始する納期に係る納期限の45日前までに取扱金融機関に依頼しなければならない。

(振替日)

第7条　取扱金融機関は、保育料の納期限の日に口座振替の方法による収納の手続を執らなければならない。

(振替方法)

第8条　保育料の口座振替は、保育料の請求内容等が記録されたファイル又は金融機関別口座振替明細表(以下「請求ファイル等」という。)を交換して行うものとする。

(請求ファイル等の送信等)

第9条　市長は、保育料の納期分の請求ファイル等及び口座振替金融機関別送付書を、当該納期に係る納期限の5営業日前の正午までに指定金融機関等に送信し、又は引き渡すものとする。

(振替納付)

第10条　取扱金融機関は、請求ファイル等に記録された金額を第5条の規定により対象者が指定した口座から引き出して振り替え、小平市公金取扱金融機関に関する規則(平成13年規則第18号)に基づき小平市保育料口座振替納入済通知書により納付しなければならない。ただし、振替不能の保育料があるときは、納付する金額は、当該振替不能に係る金額を差し引いた金額とする。

(振替済みの通知)

第11条　口座振替により保育料を収納した場合は、領収書は、発行しない。この場合において、市長は、振替済みである旨の文書を対象者の求めに応じて発行することができる。

(振替済ファイル等の送信等)

第12条　取りまとめ店は、振替結果の情報を記録したファイル又は振替結果報告書を作成し、振替日の翌日から起算して3営業日後の正午までに市長に送信し、又は送付しなければならない。

(報告)

第13条　指定金融機関は、第10条の規定による取扱金融機関の納付を確認し、及び小平市保育料口座振替納入済通知書を取りまとめ、市長に提出しなければならない。

(振替不能分の取扱い)

第14条　第10条ただし書の場合において、市長は、速やかに対象者に振替不能月分の保育料の納付書を送付するものとする。この場合において、振替不能理由、当該保育料が既に納期限を経過したものである旨等を記載した文書を当該納付書に添付するものとする。

(解除)

第15条　市長は、口座振替により保育料を納付することが適当でないと認めるときは、これを解除することができる。

(解約)

第16条　対象者は、口座振替による保育料の納付を解約しようとするときは、依頼書、届書及び依頼者控により、取扱金融機関に依頼しなければならない。

(取扱金融機関の解除通知)

第17条　取扱金融機関は、口座振替を解除するときは、対象者及び市長に、文書で通知するものとする。

(取扱手数料の請求及び支払)

第18条　市長は、別に定める小平市税等の口座振替による収納事務取扱いに関する協定書に定める保育料に係る口座振替取扱手数料(以下この条において「手数料」という。)を取りまとめ店に支払うものとする。

(委託)

第19条　市長は、保育料に係る口座振替の事務の一部を適切に行うことができると認める者に委託することができる。

(文書の様式)

第20条　保育料の口座振替の手続に用いる文書の様式は、次世代育成部保育課長が別に定める。