小平市役所
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〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
循環型社会の形成の推進~市と市民、事業者による協働~
平成15年3月の小平市ごみ処理基本計画が、策定から5年を経過したため、このたび改訂を行いました。
改訂にあたっては、廃棄物減量等推進審議会に諮問し、これまでの施策の進捗状況や計画の基本的方向性に加え、審議会内に生ごみ資源化検討部会、容器包装検討部会、啓発推進検討部会の3つの部会を設置し、施策の方向性や、市民、事業者、市の役割などについて、それぞれ議論し検討を進めてきました。審議会の答申、パブリックコメントによる市民からの意見を踏まえ、このたび、計画を策定(改訂)しました
●発生抑制の具体化
循環型社会を目指し、発生抑制の具体的方策の実現
●循環型社会形成を見据えた取り組み
循環型社会に対応する生活スタイルへの変更
●自主的な取り組みの育成と協働の輪の拡大
「発意」を持った市民や事業者のアイデアに基づく取り組みの推進、協働の輪の拡
大
●環境に配慮した社会の実現
環境基本計画に沿った、環境に配慮した社会の実現
●小平・村山・大和衛生組合および構成3市(小平・武蔵村山・東大和市)間の連携の強化
広域連携による資源化およびごみ処理の効率性の向上
計画最終年度の平成24年度には、小平市の人口は約18万5千人になると想定されています。
将来のごみ量は微減傾向を示し、計画最終年度ではごみ量は約4万トン、資源量は約1万トン、集団回収量は約3千トンと想定しています。この計画の理念を踏まえ、目標を数値化しました。
計画期間内に目標を達成した場合は、その水準を維持するだけでなく、さらなる削減に努めます。
○市と市民、事業者の協働による廃棄物減量の実現を目指します
<主な取り組み>
●幼児から高齢者までの幅広い層に向けた環境学習の実施
●説明会、勉強会、「ごみュニティー」(ごみについての意見交換の場)、
各種イベントなどによる市民・事業者・市の連携強化
●人材育成、場所や情報の提供、経費支援、ネットワークづくりの支援
●自己処理の推進を図るとともに、事業系ごみ有料化のさらなる意識啓発
●エコダイラ・オフィス計画に基づいた取り組みの推進 など
○市民、事業者の意識変革と環境に配慮した生活スタイルの実施を目指します
<主な取り組み>
●循環型社会形成のための情報提供の充実
●役割分担に応じた行動のありかたを施策に反映
●PRの実施、ノーレジ袋デーの実施などによるマイバッグ運動の支援 など
○再使用ルートの情報を提供し、製品を簡単に廃棄しない社会構築の実現を目指します
<主な取り組み>
●不用品交換、リサイクルショップ、レンタル・リースサー
ビスなど民間ルートの積極的な情報提供
●先進的活動に対する表彰制度や、活動内容のPR など
○資源となるものは分別し、ごみの中に資源の混入をなくします
<主な取り組み>
●循環型社会形成のための情報提供の充実
●自治会、集合住宅などへの集団回収実施の呼びかけ
●小売店などでの資源物自主回収の拡大
●さらなる減量を目指す新たな資源化品目の研究 など
▼排出・収集運搬
○排出の管理を徹底し、適正な処理を実現します
<主な取り組み>
●職員による指導体制の充実
●ごみの減量・分別の徹底などに効果のある収集方法の検討・実施
●社会情勢の変化にも対応可能な収集体制の確立 など
▼中間処理
○小平・村山・大和衛生組合と構成市が連携して適正な中間処理を行います
<主な取り組み>
●小平・村山・大和衛生組合や構成市(小平・武蔵村山・東大和市)とのごみの排出・収集の統一化および3市共同資源化施設整備の検討
●現在の中間処理施設の維持管理についての検討
●粗大ごみ処理施設および焼却施設の将来のあり方についての研究検討 など
▼最終処分
○小平・村山・大和衛生組合および循環組合(東京たま広域資源循環組合)と連携し、最終処分場の長期間の使用を図りながら適正処分を行います
<主な取り組み>
●ごみの中間処理段階における資源化拡大の研究
●循環組合への協力を行いながら、エコセメント事業を推進
●搬入量の減量化による最終処分場の長期間の使用など
市の実施しているごみの事業について、市民の皆さんのご理解とご協力をいただいた結果、着実にごみ全体の量が減ってきています。
市では、さらなる減量のために「ごみと資源の出し方」や「分別をよりわかりやすく」などの冊子をご活用していただきたく、市役所、東部・西部出張所で配布しています。ぜひ、ご活用ください。