市報こだいら：国民健康保険特集号

国民健康保険税の税率が改定されました

国民健康保険（国保）に加入している皆さんが医療機関にかかったときの一部負担金を除く医療費は、国保から支払われます。

この財源は皆さんから納めていただく国民健康保険税（国保税）、国や都などからの負担金で賄うことになっていますが、

財源に不足が生じているため、市ではこれまで市の財源（一般会計）からの多額の繰入金により補ってきました。

しかし、高齢化の進展などにより、医療費の増加に加えて、

国保が支払う後期高齢者支援金や介護納付金の増加も見込まれており、

平成２４年度の国保の財政運営は大変厳しい状況にあります。このため、一般会計からの繰入金を２５億円に増額するとともに、

やむなく国保税の税率を改定し、加入者の皆さんにも負担をお願いすることになりました。

また、改定による税負担の均衡を図るため、課税限度額も改定しました。

国保税の納税通知書は７月６日（金曜）に発送します。

増え続ける保険給付費（医療費）

高齢化や医療の高度化などにより、「保険給付費」は年々増え続けています。

高齢化社会を背景として、「後期高齢者支援金」や「介護納付金」の増加も見込まれています。

国保税の軽減制度など

低所得世帯への減額制度

世帯主と加入者の総所得金額等が一定額以下の世帯に対して、均等割額と平等割額を減額します。

非自発的失業者への軽減措置

解雇・倒産・雇い止めなどでやむなく失業し、一定の要件に該当する方に対し、

前年の給与所得を１００分の３０として国保税を算定する軽減制度です。

納税相談をご利用ください！

国保税の納期内納付が難しい場合は、納税相談を実施しておりますので、ご利用ください。

便利で納め忘れのない口座振替をご利用ください

国保税を納期限の日に、ご指定の預（貯）金口座から自動的に納付していただける便利な制度です。

ご連絡いただければ、すぐに申込書をお送りいたします。

収納課　電話番号：042（346）9527（直通）

国民健康保険制度の説明に伺います。デリバリーこだいら（おおむね１０人以上の市民の集まりに、職員が出向き説明する制度）

をご活用ください。詳しくは、問合せ先へ。

７月から国民健康保険の特定健康診査が始まります（４０歳から７４歳までの方）

１年に１度は、健康診査を受けましょう 受診に必要な書類を発送します

わたしたちは今、便利で豊かな社会に暮らしています。しかし、その結果、つい食べ過ぎたり、運動不足になりがちです。

心筋梗塞や脳卒中などの生活習慣病を招くこともあるメタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）は、

このような生活習慣の積み重ねが原因で起こります。

特定健康診査は、生活習慣病の早期発見と改善に重点を置いた健康診査です。

対象者には、６月下旬に受診に必要な書類を送付します。

毎年、定期的に特定健康診査を受けましょう。

健康な生活を送ることは医療費の節約にもつながります。

市内のほか国分寺市と東村山市の一部の医療機関でも受診できます。

なお、受診に必要な書類の様式が今回から変更になりました。

詳しくは、送付物をご覧ください。

特定保健指導を利用しましょう

特定健康診査の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善によって生活習慣病の

予防効果が期待できる方に対して、特定保健指導の案内をお送りします。

特定保健指導とは、保健師や管理栄養士といった専門職が、自身のライフスタイルに合わせた、

生活習慣改善のためのプランづくりと実践をサポートするものです。自分自身の健康状態を見直すよい機会です。

ぜひ、特定保健指導をご利用ください。

ジェネリック医薬品を活用しましょう

ジェネリック医薬品とは、一般的に低価格でありながら、安全性・品質は先発医薬品（新薬）と

同等と国に認められている後発医薬品のことです。

負担している薬代が節約でき、年々増え続ける医療費の節減につながります。

ジェネリック医薬品の使用を希望する場合は、医療機関や薬局でご相談ください。

ジェネリック医薬品に関するお知らせを発送します

服用中の薬を、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらい節約できるかを試算したお知らせです。

今年度中に３回の発送を予定し、準備を進めています。