市報こだいら:2020年12月20日号 2面(抜粋記事)
更新日: 2020年(令和2年)12月20日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら2面の記事を抜粋して掲載します。
正しい分別と工夫で ごみを減らそう
令和元年度に小平市で出たごみと資源の量は、4万6,646トンです。
収集運搬や、中間処理施設、最終処分場などのごみの処理にかかった処理経費(清掃費)は34億円になります。
1人あたりでは、年間約1万7,000円経費がかかっています。
今年度は、ごみ収集量が大幅に増加しているため、さらに経費も増えることになります。
分別がきちんとされ、ごみの量が減れば、ごみの処理にかかる経費の削減につながります。
限りある資源のためにも、正しい分別やごみの減量を心がけましょう。
問合せ
資源循環課 電話042(346)9535
燃やすごみ
市内で出たごみの約90パーセント以上が燃やすごみです。
出された燃やすごみの、約19.7パーセントが誤った分別です。
燃やすごみの中には、リサイクルできる資源やまだ食べられる食品などが混ざっています。
燃やすごみの捨て方を工夫して、出すごみの量をさらに減らしましょう。
減量のポイントは生ごみの捨て方
燃やすごみの中では、生ごみが最も多くを占めています。
生ごみは約80パーセントが水分で、水分が重さと臭いの原因になっています。
生ごみをしっかりと水切りするだけで、総量の約10パーセントを減らせます。
4人世帯の家庭では年間6万円相当の食品ロスが発生
食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品で、日本の家庭から発生する食品ロスの量は約291トンです。
これは、4人世帯で毎年6万円相当の食品が捨てられている計算になります。
食品ロスの原因は、食材の買い過ぎや、料理の作り過ぎによる食べ残しがあります。
食品ロスの削減のためには、食材を買いすぎない、料理を作りすぎない、といった食べ残さない工夫をすることが大切です。
食品ロスを減らすための工夫
- 買い物前には、冷蔵庫の中を確認する
- 食材は冷凍保存で長持ちさせるなど
小さな紙も 捨てずにリサイクル
燃やすごみのうち約13.8パーセントは、リサイクルできる資源でした。
中でも、雑がみなどの紙類が65.9パーセントと最も多く、古布(古着)・ふとんなどが28.3パーセントでした。
資源への分別を徹底すれば、もっと燃やすごみを減量できます。
資源で出せるもの
- 雑誌・本・雑がみ
- 新聞紙、段ボール
- 古布類、ふとんなど
(注) 紙パック、牛乳パックはスーパーの店頭回収などで回収しています。
燃やすごみとして出すもの
- 汚れや臭いがついているもの
ちり紙、ピザの箱、石鹸や線香などの臭いのついた紙、カップ麺の紙容器・ふたなど - 特殊な加工(防水加工など)がされているもの
レシートなどの感熱紙、紙コップ、写真、クッキングシート、圧着はがきなど
(注) 正しい資源の出し方など、詳しくは、4面をご覧ください。
家庭から出る生ごみを堆肥に 参加グループを募集
食物資源循環事業として、生ごみを週1回回収して、堆肥にしています。
燃やすごみの減量や、カラスの被害が減ったなど好評です。
(注) 10リットル程度のふたつきバケツを1世帯1台ずつ自身で用意してください。
申込み
3世帯以上でグループを作り、集積所を決めて、代表者が資源循環課へ 電話042(346)9535
まだ食べられる食品を受け付け フードドライブ
未開封の缶詰やレトルト食品などを、こだいら生活相談支援センター(福祉会館4階)で預かっています。
預かった食品は、市内のこども食堂などで利用します。
受け付けできる食品
賞味期限が1か月以上先の、未開封で包装や外装が破損していない食品を受け付けています。
生鮮食品や瓶詰め食品、包装や外装を移し替えたものは受け付けできません。
- 缶詰(肉、魚、野菜、果物)
- インスタント・レトルト食品
- パスタなどの乾物
- コーヒー・お茶などのしこう品
- 醤油、味噌、砂糖などの調味料
ごみの出し方や分別方法を確認 ごみ分別アプリ
小平市ごみ分別アプリは、資源・ごみの収集カレンダー、出し方、指定収集袋の販売店の地図などを検索できます。
また、詳しいごみの出し方や、分別方法などは、収集カレンダー・パンフレットでも確認できます。
スマートフォン・タブレット端末向けに配信しています。
詳しくは小平市ホームページをご覧ください。