小平市役所
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〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら5面の記事を抜粋して掲載します。
コロナ禍で働き方が変化し、自宅で家族と一緒に過ごす時間が増えています。
こうした中、家庭内の役割分担が原因で、負担を感じている家族の事例があるようです。
より良い家族の時間を育むために、家事などの役割分担を見直しませんか。
問合せ
市民協働・男女参画推進課 電話042(346)9618
市の調査(小平市男女共同参画推進に関する市民意識・事業所実態調査報告書・令和3年1月発行)では、平日の家事・育児・介護に携わる平均時間が、女性は3時間~5時間、男性は0分~15分が一番多い結果となり、男女で家事に携わる時間に大きく開きがありました。
男性は仕事が忙しい、女性のほうが家事が得意など、無意識の思い込みから、いつの間にか役割分担が固定され、家事の負担が偏ってしまう場合があります。
3月に、市内で活動する団体、小平はぐくみプロジェクト(こだはぐ)が実施したオンライン講座、すれ違い育児にならないための戦略的家事・育児シェア術で行ったアンケートでは、参加者から役割分担の方法などで、さまざまな声がありました。
お互いが良かれと思って行動していても、時には認識にずれがあり、それが相手の負担になっていることがあります。
役割分担のこつは、家庭ごとの状況によって違いますが、その内容を知ること、家族と話し合うことが大切です。
役割分担の偏りを和らげるこつを紹介します。
掃除・洗濯・料理など、大まかな分担ではなく、その家事を完了させるまでにはどのような工程が必要なのかを整理し、その中のどの家事を誰がやるのか、家族で共有することが大切です。
例 洗濯の役割分担で見落とされる作業
洗濯は、洗う、干す、畳むなどの作業以外にも、手間がかかります。
本来、家庭での役割は誰がやってもいいものです。
今の役割で負担に感じていれば、自分の思いを家族に伝えることが分担の第一歩です。
役割分担を考える際には、好き・嫌い、こだわる・こだわらない、得意・不得意かどうかを含めて、互いの気持ちを尊重し、無理なく進めることが大切です。
分担したことは相手に任せ、感謝の気持ちをしっかり伝えることが、気持ちよく分担するこつでもあります。
このコロナ禍で、女性の家事育児の負担が増えて辛いという声と、逆に夫がリモートワークになり、負担が減っているという声もあり、二極化していると感じています。
お互いの負担を減らすという思いやりの気持ちから、困難を乗り越える力が育まれるのではないでしょうか。(こだはぐの皆さん)
こだはぐは、男女共同参画センターひらくの登録団体です。
産前産後のご家族の応援団として、子育て世代が抱えるさまざまな悩みごとや課題の解決のために、男女共同参画の視点で講座の企画・運営に携わっています。
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こだはぐ 小平
男女共同参画週間に合わせ、家庭の役割分担の固定化につながると言われている、性別による無意識の思い込みなどについて、パネルの展示や関連したパンフレットなどを配布します。
とき
6月14日(月曜)~30日(水曜)
ところ
市役所1階ロビー、男女共同参画センターひらく
問合せ
市民協働・男女参画推進課 電話042(346)9618