小平市役所
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〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
更新日: 2022年(令和4年)6月5日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
令和4年6月1日に、小平市まちの環境美化条例が施行されました。
条例では、市、市民、事業者が一体となって環境美化の推進に取り組むため、市内全域で実践する行動やマナーを示すとともに、ごみのポイ捨てや、飼い犬などのふんの放置を禁止しています。
問合せ
環境政策課 電話042(346)9536
新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークなど在宅で過ごす時間が増加したり、店舗から灰皿やごみ箱が撤去されたりするなど、住民を取り巻く生活環境が大きく変化しました。
それに伴って、市内の駅や路上などにポイ捨てされた缶、瓶、ペットボトルや、たばこの吸い殻などが目立つようになっています。
また、飼い犬のふんが処理されずに放置されていることに関する苦情や相談も多く寄せられています。
都立小平高校では、毎年1回、生徒会が主体となり、1、2年生で市内の道路の清掃活動をしています。また、有志で放課後などに高校周辺の道路の清掃をしています。
中心となって清掃活動を行っている生徒にお話を聞きました。
路上には、缶やペットボトルのほか、たばこの吸い殻や空き箱、マスクなどが多く捨てられています。
特に、火が付いたままのたばこは火災の原因になり、危険だと思います。
ごみは、生け垣や側溝付近など、人目につきにくいところに多く、一つごみがあると、周辺にもごみが集まっている印象です。
なぜ、自分の出したごみを持ち帰ったり、所定の場所に捨てることができないのかと疑問で、とても悲しく感じます。
人目につかないから、誰かが拾ってくれるだろう、と思わないで、ごみは路上に捨てないというマナーを、一人一人が守ってほしいです。
以前は、「自分ひとりが行う僅かな行動に意味があるのか」、「誰かがやってくれるだろう」と他人事のように感じていたかもしれません。
しかし、清掃活動をしていく中で、自分自身の問題として捉えるようになり、自分のできる範囲で行動することが重要だと感じました。
今後も、きれいなまちとなるように、活動を続けていきたいです。一人一人の行動で、ポイ捨てされるごみが減り、マナーを守る人が増えていくと嬉しいです。
都立小平高校生徒会 山口恭さん、岡橋碧さん
行為者に対して、ごみのポイ捨てなどの行為の中止や、ごみの回収などの原状回復について指導、勧告、命令を行います。
また、正当な理由がなく、最終的に命令に従わない場合は、5万円以下の過料が科されます。
(注) 条例の内容など、詳しくは小平市ホームページをご覧ください。