市報こだいら:2022年10月1日号 1面(抜粋記事)
更新日: 2022年(令和4年)10月1日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
小平市は10月1日に市制施行60周年を迎えました
小平市は、1962年(昭和37年)に小平町から小平市になりました。
当時は、都心部のベッドタウン化や工場の進出などにより、人口が急激に増加していました。
令和4年度は、市制施行60年の節目の年。
今号では、小平市の歴史を地図でたどりながら振り返ります。
また、小平市観光まちづくり大使の皆さんの一推しスポットなども紹介します(詳しくは、6面・7面・12面)。
市制施行記念日を迎えて 小平市長 小林洋子
市制施行60周年にあたりましてご挨拶申し上げます。
市民の皆さまにおかれましては日々小平市政にご理解ご協力いただいておりますこと改めて感謝申し上げます。
小平市は、1962年(昭和37年)10月1日に市制を施行し、東京都では11番目の市となりました。
当時の人口は7万6百34人、市立の小・中学校は小学校7校、中学校3校でした。
現在では人口約19万5千人、小学校19校、中学校8校になりました。
当時は東京オリンピックを控え、オリンピック景気に沸き、東京都は世界で初めての1千万人都市となりました。
首都高速道路1号線の開通、リニアモーターカーの研究もスタートし、建設投資は設備投資やビル建築ブームなどによって増大し、社会全体が投資を一層積極化する動きにありました。
しかし、景気の行き過ぎから、景気調整策が不可避であることが次第に明らかになり、過熱から引き締めへの景気転換、局面が切り替えられていくことになった年でもあります。
さて、コロナ禍、様々な課題がある中で迎えた60周年という記念の年、小平市は人間であれば還暦となりました。
市民生活に目を向けますと新型コロナウイルス感染症の影響により市民生活や地域経済活動はかつてない打撃を受けております。
加えてロシアのウクライナ侵攻による世界的情勢の不安定さ、また原油高、物価高と出口の見えない日々が続いております。
その中、少しずつではありますが、感染症対策を実施し、イベントなども開催できるようになってきました。
市民まつりや福祉バザーといった規模の大きいイベント開催はもう少しお待ちいただくこととなりますが、各種講座や講演会、小・中学校での行事などは対策をしながら実施しております。
今後も、ウィズコロナを見据え、皆様がより豊かな市民生活を送れるよう持続可能な自治体経営を行うとともに、国や東京都と連携し、基礎自治体としての市の役割を果たしてまいります。
そして、小平市第四次長期総合計画の目指す将来像である「つながり、共に創るまち こだいら」の実現に向け着実に歩みを進めてまいります。