小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
市には、「猫のふん尿で困っている」、「鳴き声がうるさい」などの飼い主のいない猫への相談が多く寄せられます。
猫による地域の環境問題を解決するため、地域の皆さんの理解と協力を得ながら、飼い主のいない猫を適正に管理する活動を行うボランティア団体などがあります。
人と猫が共に暮らせる住みよい地域づくりについて考えてみませんか。
問合せ
環境政策課 電話042(346)9536
飼い主のいない猫が増えることで、ふんや尿、ゴミあさり、器物損壊など地域の生活環境に悪影響を及ぼしたり、住民間トラブルを引き起こしたりすることがあります。
この背景には、本来室内で飼育されるはずの猫が室外で飼われていること、無責任な餌やり、飼育放棄された飼い主のいない猫の発生などが挙げられます。
また、その猫のほとんどに不妊・去勢手術が施されていません。
猫によるトラブルの解決には地域ぐるみで取り組んでいくことが重要です。
飼い主のいない猫を増やさないために、まずは猫の飼い主の方がルールを守り、責任をもって飼うことが大切です。
室内で飼うことで近所トラブルの回避や交通事故、病気のリスクから飼い猫を守ることができます。
猫は繁殖力が強く、未手術の猫が不意に室外へ出て行ってしまうと、あっという間に数が増えてしまいます。
繁殖を望まない場合は、不妊・去勢手術をしましょう。
猫が室外へ誤って出て迷子になった場合に備えて、マイクロチップの装着や、首輪などに飼い主の身元を表示するなど、保護された場合に戻ってこられるようにしましょう。
かわいそうだから、と善意の気持ちであっても、近隣の方の迷惑になっている場合があります。
餌をあげる際には、以下の餌やりのマナーを守り、近隣の方の理解を得たうえで行うことが大切です。
地域に暮らす野良猫に不妊・去勢手術をして繁殖を防ぎ、地域住民が餌やトイレの世話をすることで、猫が原因の環境問題を無くしていく取り組みを地域猫活動といいます。
この活動は、住みよい地域を作ることを目的としています。
ゴミあさりなどをさせないために重要です。
ふん尿被害の軽減になります。
飼い主のいない猫を捕獲し(Trap(トラップ))、不妊・去勢手術を行い(Neuter(ニューター) )、元の場所に戻す(Return(リターン))ことをTNR活動といいます。
不妊・去勢手術済みの印として耳先をV字にカットしています。
市では、飼い主のいない猫を管理する活動を行うボランティア団体を支援するため、不妊・去勢手術費の一部補助をしています。
詳しくは、小平市ホームページ(ID51317)をご覧ください。
野良猫が増えるのは、身勝手な理由で猫を捨てる人がいたり、完全室内飼いをしない人がいたりすることが原因のことも多いため、人の問題であると考えています。
「餌をやるから猫が増えるのだ」と言われる方もいますが、餌をやりながらTNR活動をすることが、実は猫の数を減らすことにつながるということを知ってほしいです。
周りに助けたい猫がいる場合は、まず自分にできることを探しましょう。
また、猫が嫌いな人にとっても好きな人にとっても心地よい環境をつくることが、地域猫活動だとぜひ知ってほしいです。
ネコ道の会・小平の井伊谷さんとねこだいらの菊地さん
地域猫活動について、小平市ホームページ(ID13702)でもご覧いただけます。
市内で活動しているボランティア団体など、詳しくは環境政策課(市役所4階)へお問い合わせください。