ブタクサ（その他の外来種）

　北アメリカ原産の一年草です。
　特定外来生物や生態系被害防止外来種リストには選定されていませんが、過去に外来生物法で要注意外来生物（現在は廃止されたリスト）に指定されていました。
　環境適応力と繁殖能力が高く、在来種の生育に影響を与える可能性があります。
　花粉症の原因植物としても知られています。

特徴

花

• 花の色は黄色
• 花の大きさは2mmから3mm程度
• 無数の花が細長く連なって穂をつくる
• 開花時期は7月から10月頃

葉や茎

• 茎は高さ30cmから150cm程度
• 葉はやわらかく、両側に深く細かい切れ込みがある
• 芽の吹く頃はヨモギにも似ている

生態系等への被害を防止するために

　外来生物法に基づくの規制の対象となっていない外来種ですが、生態系等への被害を及ぼすおそれがあるため、「入れない、捨てない、拡げない」の遵守など、取扱いには注意が必要です。

　ご自宅等の敷地で駆除する場合は、種子の散布を防げるため、できる限り種子を付ける前に、抜き取りか刈り取りをしてください。
　アレルギー対策のため手袋とマスクを着用し、駆除したらビニール袋に入れて密封し、燃やすごみとして処分してください。