自治基本条例案の策定における相互協力等に関する協定書議事録
更新日:
2007年(平成19年)9月27日
作成部署:企画政策部 政策課
日時:平成19年2月3日(土曜) 午後7時~7時20分
会場:健康センター 視聴覚室
1. 開式
2. 協定要旨説明
事務局
まず、開式にあたり、事務局から協定要旨の解説をさせていただく。
協定要旨説明
- この協定は、小平市自治基本条例をつくる市民の会議と市との間の関係や役割分担、相互協力の内容について定めるものである。
- 原則としては、協働の精神に基づき、対等、自主性、総合調整、協力をうたっている。
- 主な役割と責務としては、市民の会議は平成20年3月末日までをめどに自治基本条例案を策定し、市長に提出する。
- また、不特定多数の市民が参加できる地域懇談会などの手法により、市民の意見や要望を幅広く集めるとともに、市との意見交換を行い、基本条例案を作成する。
- 市は、市民の会議へ情報を提供するとともに、意見調整を行う。また、活動に必要な場所の提供や議事録の作成などについて支援を行う。
- 市民の会議と市は、相互の連絡調整を円滑に進めていく。
- 協定の有効期限は、本日の合意署名をもって発行し、基本条例案の議会提出までとする。
- 以上が主な内容である。
- ここで、皆様の拍手により合意をお願いしたい。
(拍手)
3. 協定書署名・交換
小平市自治基本条例をつくる市民の会議の代表3名と市長が署名、交換を行なった。
4. 代表者挨拶
小平市自治基本条例をつくる市民の会議代表の挨拶
- 世話人会で議長をやってきた経緯から、代表3名の中の代表、市民の会議の代表として挨拶させていただきます。
- 市民の会議がスタートしてから半年がたった。61名が参加し、日程を決めるのさえ大変で、最初はどうなるかと思った。
- 全体会を10回、世話人会を10回積み上げてきた。ようやく今日、協定締結まで来れた、と私を含め皆が実感していると思う。
- しかし、今日はほんの入り口である。我々はこれから1年余り、全員一致協力して議論を重ね、努力し目標達成しなければならない。
- その過程において、我々のつくる条例の主旨、構想などを踏まえて、数多くの市民の方々の参加、協力を得ることが大切だ。多数の場を設けて、多様な意見を根気強く集約していく努力をしていきたい。
- 一方、議会、市職員との多くの意見交換も必要である。
- 今回のチャレンジは、言わば、市の当事者能力を高め、さらに、市だけでなし得ない多くの新しい行政ニーズに対して、市と市民が協働で取り組むため、新たな仕組みとルールの基本的なあり方を市民が提案し、市民参加型の行政運営へ移行しようという野心的なものと理解している。
- このように新しい取組みであるので、我々も、また行政も戸惑いがあるだろう。
- しかし、今日で船出を迎えた。例えて言えば、今日までは料金(税金)を払って船に乗っていた。船長やクルーにいろいろな要求を突きつけていればよかった。しかしこれからは、お金を払うだけではなく、我々も参加することが必要だ。「小平丸」という船を、その進路をどうとるか、舵取りをどうするか共に考え、船の操縦、運行にいたる部分を勉強し、サポートしていく必要があるのだと思っている。
- そのためのルールづくりが今回我々に委任され、かつ、多くの市民に期待されている。
- 今後の過程で、いろいろな「荒波」にもまれるだろうし、「座礁」するかもしれない。
- しかし、市長をはじめ、市職員の方々、議会の方々の理解と協力を得て、「あの日あの時、この条例をつくってよかったな」と将来こどもたちに胸を張れるような条例づくりにまい進していきたい。
市長の挨拶
- 只今、「小平市自治基本条例をつくる市民の会議」と市は、自治基本条例案の策定における相互協力等に関する協定を締結いたしました。
- まさに、当市としても初めての内容となる協定であり、新たな歴史の1歩を踏み出したということで、感慨深いものを感じております。
- わたくしが皆さまに初めてご挨拶したのは、昨年8月の第2回準備会であったかと記憶しております。
- その後、準備会では、会則や協定案、運営体制の協議や勉強会等で、延べ10回開催されているとのことですが、このように大勢の方にお集まりいただきこの場をお借りしまして、まずは御礼を申し上げます。
- 現在54名のメンバーということでお聞きしておりますが、協定締結ということで、これからが本番でございます。
- 自治基本条例は、ご承知置きのとおり、わたくしのマニフェストの柱であります。
- 協定書によれば、条例案は平成20年の3月末日を目途に策定し、わたくしに提出いただけるとのことですが、皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
- 最後にわたくしからのお願いとなります。以前もお話させていただきましたが、自治基本条例は、どれだけ多くの人達が策定に向けていろいろな意見をたたかわせるか、どれだけの人達が制定過程に参加したのか。この過程が大事となります。
- 策定にあたっては、市民の方や市の議会、執行機関などの関係者とも、意見交換を十分行うことにより、進めていただければと考えております。
- 今後、自治の担い手である皆さんに、小平市の自治の理念やルールについて条例の形にしていただくことになります。市としても協定書にございますように、お互いに対等な立場で情報提供や意見交換をしながら、策定支援を行っていく所存であります。
- 皆さんには、健康に留意されながら、白熱した議論をたたかわせて条例案づくりを進めていただければと思います。
- また、この自治基本条例づくりを通して、新しい時代の「自治する気風」、「自分たちで支えていくんだ」という雰囲気をさらに広げ、大きな、さわやかな風となることを希望いたしまして、市長としてのわたくしの挨拶とさせていただきます。
5.記念撮影
6.閉式