第2部会 検討の記録 (7)
更新日: 2007年(平成19年)10月3日 作成部署:企画政策部 政策課
日時
平成19年7月18日(水曜)、午後7時00分~9時30分
検討テーマ
- 未検討項目やメンバーの資料の検討ポイントを中心に議論
配布資料
- 前回の記録
- 個人作成メモ
- 小平市の防犯事業、防災、国民保護に関する情報(事務局提供)
検討の記録
1.行財政運営について
1.職員の意識改革
1.モチベーションの向上を図る
- 職員の意識改革のためには、叱咤激励ばかりでなく、職員のモチベーションをいかに伸ばすかがポイントになるのではないか。
2.目標管理の導入について
- 今の小平市ではまだ成果主義は導入されていない。トップダウン方式で終身雇用の安心感もある。体質を変えるべきではないか。そして、対価で評価できる仕組みが必要ではないか。
- 今後小平市では目標管理を始める予定だ。(事務局からの情報提供)
≫目標管理導入は「疑問」
○他市で目標管理を導入したところは失敗しているところが多い。それは、目標の立て方が難しいからだ。目標を達成しやすくするために低い目標を立てるため、かえって低いレベルでの成果しかえられなくなることが多い。 ○また、定量的な目標は個人ではなく部署レベルで立てるべきではないか。
≫目標管理導入は「問題はない」
○目標管理は単なる道具であり、そもそも万能ではない。そう考えれば導入も問題ないのではないか。
2.嘱託職員化・民間化推進について
1.推進に疑問
- コスト削減で業務の効率化を図るために、職員の業務を嘱託職員で補う、または、民間委託することについては、やりすぎると問題がでるのではないか。
- 特に市民と接触する窓口業務は職員の経験としても重要な財産になるはず。(企画部門だけが重要ではない)現場感覚の欠如は大きな問題だ。
2.推進してもよいのではないか
- 民間委託を進める中で、職員の中でも業務の必要性やコスト感覚が磨かれてくるのではないか。
- また、民間との職種分化により欠如する経験等は、現場体験等でフォローが可能だと思われる。
- 徹底的に行政の業務を見直した中で何か新たなものが見えてくるのでは。
3.職員育成
- 外部との人材交流で職員育成を進めてはどうか。(研究機関等へ)
- 職員にゆとりを持たせ、学習機会を増やしたり、学習のための補助を充実させてはどうか。
4.職員の評価
- 職員はほめて伸ばそう!やる気を出させ、モチベーションを高めよう!
- そのためには、職員との接点が多い議員の理解を得ることが大事。議員の職場体験等で現場の状況を体感してもらいたい。
2.行政効率化のための品質管理について
【出された意見】
- 具体策として、次の3点を考えてはどうか。
≫PDCAをまわし、明確な計画図をつくる。
≫“見える化”を取り入れる。
≫予算の棚卸をする。 - 予算の棚おろしについては静岡県などで事例がある。
3.第2部会素案(たたき台)について
3 (情報公開等)(法制度化されているものをこの項目に集約)
●公益通報者の保護
- 「公益通報者の保護」を情報公開の項目に入れたが表現を迷っている。
●男女共同参画
- 「男女共同参画」の内容をどこかに入れてほしいと他部会から意見が出ていたため、今回ここに入れた。
- 男女共同参画は法制度化されているため、入れるとすればこの項目だろう。他の項目になると私人間の話になり、基本条例の主旨から外れる可能性があると考えている。
●行政不服審査
- 「行政不服審査」については、苦情対応の意味も含めて記述したが、表現方法について悩んである。
- また、別の項目として立てるべきか、どの項目に入れるのが適切か悩んでいる。
【出された意見】
- 行政不服審査と通常の広聴広報で行っている苦情対応は分けた方が良い。
- 行政不服審査については、行政不服審査法に基づくものである。当たり前のことを条例で書くべきか。(行政不服審査の内容を条例に載せているところは見当たらない)
- 苦情対応についても当たり前だが条例に位置付けるべきか。
- 苦情対応は民間の場合「お客様の声」などにして、声を聞き、対応するプロセスを明文化している。
7 (法務)
- 言葉として抵抗感のあるものを省いて基本的な考え方のみを示した。
8 (自治推進委員会の設置)
- 三鷹市の条例をもとに書き起こした。(1条1項で基本的な考え方を示す範囲で留めることとした)
その他
- オンブズマンや市民参加など他部会の内容について、第2部会の観点から意見を出してもいいのではないか。
4.危機管理について
【情報提供】
- 事務局から防犯・災害・国民保護に関する情報提供あり。
5.税金の滞納問題について
【出された意見】
- 税金の滞納に対する縮減対策が必要だ。
- しかし、これは(個別具体の話であるため)基本条例に入れるのではなく、財政計画などで対応するのが良い。
【まとめ】
- 条例には入れない。
6.今後のPIについて
【問題提起】
- 素案とは別に市民の理解を促す資料を作ってはどうか。
【出された意見】
- 運営委員会の方針では、PIでの説明資料は素案全部を考えている。しかし、実際は全部説明できるほどの時間は取れないかもしれない(ポイント説明する形になるかも)。
- 第2部会が検討している内容は一般の市民には難しい内容が多い。ポイントを絞った説明で対応するしかないのではないか。
7.今後の進め方
【次回のテーマ】
- 未検討項目の検討
【今後の進め方】
- 9月1日の全体会にむけて、今後は意見を文章化し、まとめることを目標とする。
■8月の日程
8月 8日 (水曜) 19時~ 福祉会館 :未検討項目の検討
8月22日 (木曜) 19時~ 福祉会館 :まとめ
8月28日 (火曜) 19時~ 福祉会館 :まとめ