「小平市自治基本条例案」提出式 記録(3)
更新日: 2008年(平成20年)6月5日 作成部署:企画政策部 政策課
○メンバー
ここに参加したのは、コミュニティという問題について関心があったからである。住民の一員として、自分に関することに参加しないのかという思いがあった。これからは、市民が盛り上がっていく必要があると思う。
○市長
市民協働、コミュニティについては、今日お集まりの皆さん一人一人にお聞きすれば、全部違うと思う。これは、住民のレベルの高い、低いではないと思う。住民の合意点がレベルではないのか。そういう意味で言えば、みんなで合意したところを着実にやっていくことでいいと思う。たとえば、自治会を強制加入させて、加入率100%にして、レベルが高いとはいえない。レベルというのは、18万市民が、ここら辺がみんながやっていけるところかなというのがレベルだと思う。他市と比べて高い低いという比較のしようがないと思う。
今回の皆さんの条例づくりというのは、これが皆さんのレベルだと思っている。ここで、この条例案を多くの人に理解してもらえば、またさらに高い合意水準、合意レベルをつくっていくというのが新たなレベルになっていくと思っている。
○メンバー
今回の条例案づくりは、本当に大変であった。はじめからそれがわかっていたら、公募に手を挙げなかったと思う。ただ、幸い集まったメンバーが多士済々で、その局面ごとにそれぞれの人が持っている力を出していただいたからここまでこれたのだと思う。
そういう意味では、今回がいい例になったと思う。これからは、市民の力をどうやって引き出していくのかが大事になっていくのではないかと思う。
○市長
本当に代表を中心にごくろうさまでありました。これは、終わりではございませんので、引き続きまた、それぞれの立場で、それぞれの領域の中で、活動をやっていただければと思う。活動というのは、継続しないと意味はない。そういう意味では、それぞれホームグラウンドをお持ちかと思うし、ホームグラウンドは何と言っても地域ですから、自分の地域の中でまず実践をする、自分が当事者となるということが大事だと思います。
コミュニティや協働の担い手になっていくということですね。どうぞ、みなさんこれからは、できた条例案を地域の中で実践者として、当事者として広く理解をしてもらうその担い手になってもらえればと思います。そして、それぞれが思い描いている自治のあり方を具体的に実践しながら、またアドバイスや提言をしていただいて、また何年後かにこれを検証してやっていただくということもありましょうし、是非そういった場に、また皆さん同じ顔ぶれで集まっていただきますようご期待申し上げます。
5.記念撮影
6.閉式