第2次行財政再構築プラン(フォローアップ)の進捗状況
更新日: 2021年(令和3年)10月1日 作成部署:企画政策部 行政経営課
市では、限られた財源や人的資源の中で、市民本位の質の高い行政サービスを効果的に提供していくため、「小平市第2次行財政再構築プラン」の計画策定期間終了後においても、現行の内容・方法により継続的に取り組む必要のある項目(フォローアップ)について進捗管理をしています。
第2次行財政再構築プラン(フォローアップ)の平成28年度末の進捗状況がまとまりました
着実に取り組みを進めるため、市では、半年ごとにプランの進み具合を調査し、有識者委員3人・市民委員3人からなる行財政再構築推進委員会に報告し意見などをいただくこととしています。
(注)第2次行財政再構築プラン、行財政再構築推進委員会については、下記の関連リンクをご参照ください。
平成28年度末の進捗状況は、次のとおりです。
第2次行財政再構築プラン(フォローアップ)の進捗状況(平成28年度末)
41項目の改革推進プログラムのうち、「予定以上に進捗」取組は1項目、「予定どおりに進捗している」取組は35項目、「予定よりも遅れている」取組は5項目となっています。
以上の結果をプランの方針別に集計すると、下記の表のとおりとなります。
分野 | 予定以上に進捗 (S) | 予定どおりに進捗 (A) | 予定よりも遅れている (B) |
---|---|---|---|
1 地域協働の推進 (9項目) | 1 | 7 | 1 |
2 情報の共有と双方向のコミュニケーション (4項目) | 0 | 4 | 0 |
3 PDCAサイクルの構築 (6項目) | 0 | 5 | 1 |
4 財政基盤の強化 (12項目) | 0 | 10 | 2 |
5 執行体制の再構築 (10項目) | 0 | 9 | 1 |
計 | 1 | 35 | 5 |
行財政再構築推進委員会における主な意見・助言(第13回委員会)
行財政再構築推進委員会における主な意見や助言(第13回委員会)は、以下のとおりです。
[1]全般に関するもの
・第2次行財政再構築プランにおいて、成果指標を達成できていないプログラムは、もう一度、精査して、原因を明らかにして何か新しい取り組みを入れる必要がある。
・第3次行財政再構築プランについても、現状の成果指標に加え、複眼的に新たな政策目標を積極的に取り入れてもらいたい。
・第3次行財政再構築プランにおいて、財政指標の改善と定員の適正管理は、マクロ的な指標で市役所全体として、絶対にやらないといけない。上位目標として位置付けてもいいものである。
[2]財政に関するもの
・行財政再構築プランにおける受益者負担の適正化においては、少し負担をして頂くことから始めてもいいのではないか。
・第3次行財政再構築プランの財政基盤の強化においても、歳入対策が不足している。
・第3次行財政再構築プランの財政指標の改善における成果指標の公共施設整備基金の目標値が25億円ではとても足りないのではないか。
・第3次行財政再構築プランにおける財政指標の改善については、実施にあたりプログラム全体との整合性は取れているのか。
[3]定員の適正管理に関するもの
・第3次行財政再構築プランにおいて、固定経費である人件費が基本的に一番大きいので、業務改革と伴に、もう一度、引き締めて、しっかりとプランの中で進めて頂きたい。
・第3次行財政再構築プランにおける定員の適正化については、行政サービス上、必要ならば、前回より増えても構わないと思うが、財政指標との整合性も議論をする必要がある。
[4]その他に関するもの
・第2次行財政再構築プランにおける地域コミュニティの形態や期待される役割の検討において、地域連絡会から地域協議会へ移行というようなハードルは下げ、まずは防災を全面にだして、自治会や組織への呼びかけをもっとして頂きたい。
・第3次行財政再構築プランにおけるPPP/PFIの推進において、単に委託をするということではなく、推進する上でもう少し具体的に踏み込んで頂きたい。
(注)第2次行財政再構築プラン(フォローアップ)の平成28年度末の進捗状況や委員意見の詳細については、下記の添付ファイルをご参照ください。
なお、第2次行財政再構築プランは、市政資料コーナー(市役所1階)、図書館、公民館及び市ホームページでもご覧になれます。
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