市報こだいら:2017年4月5日号 1面(抜粋記事)
更新日: 2017年(平成29年)4月5日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
手話は目で聞くのが大切
「手話」は、ろう者(耳が聞こえない人)が会話する手段の一つで、日本語とは違う言語だということを知っていますか。
単に手の動きだけではなく、顔の表情、体の動きなど、全身を使って表現する言語です。
声で会話する以上に豊かな表現を持つ「手話」には、心と心をつなぐ魅力があります。
(注) 3人は左から「手話」、「目で聞く」、「大切」を表しています。
手話って なぁに
手話とは、目で聞く言葉で大きく分けて日本手話と日本語対応手話(手指日本語)があります。
どちらも聞こえない人にとって大切なコミュニケーション手段です。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
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ろう教育センター
日本手話とは…
ろう者にとっての母語は日本手話です。
ろう者が自然に身につけている言葉です。
日本手話は日本語とは別の独立した言語で独特の文法体系を持っています。
日本語対応手話とは…
日本語を第一言語として身に付けたあとに手話の勉強を始めた、中途失聴者の手話です。
日本語の語順で、手話単語を並べて表現したものです。
インタビュー手話の魅力とは
視野が広がりました
小平手話サークル 雨宮早紀さん
偶然、成人式で手話のスピーチをすることになり、1か月間、猛勉強したことが手話を始めるきっかけになりました。
同じ景色を見ていても、ろう者は覚えているポイントが違い、私が思っている以上に多くの情報を視覚で得ていると分かり、伝え方の工夫が大切だと実感しています。
会話ができるのが楽しい
手話サークル火曜会 猪熊真弓さん
手話を始めるきっかけは、手話講習会の募集の記事を見たことでした。
講習会は堅苦しくなく、和やかな雰囲気ですので、人とのコミュニケーションの楽しさを感じてもらえると思います。
ろう者は、手話の上手・下手に関わらず、私たち聴者の話をよく聴いてくれるので、楽しいです。
日本語以外の言語を学んでみませんか
初心者手話講習会
英語を学ぶには、ネイティブスピーカーの外国人講師が良いと言われているように、手話もネイティブ・サイナーという幼少時から手話を使っている人から学ぶのが一番です。
とき
5月30日から平成30年2月27日の火曜日 午後7時から8時45分 全35回
ところ
福祉会館ほか
費用
1,620円
対象
市内在住・在勤・在学で、手話を学びボランティア活動に参加したい方(再受講不可)
定員
40人
申込み
5月8日(月曜)から13日(土曜)までの午前9時から午後5時までに、費用を添えて問合せ先へ持参(先着順)
問合せ
こだいらボランティアセンター(福祉会館4階)電話042(346)1424