市報こだいら:2019年11月5日号 8面(抜粋記事)
更新日: 2019年(令和元年)11月5日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら8面の記事を抜粋して掲載します。
11月は児童虐待防止月間 地域全体で虐待から子どもを守ろう
児童虐待は、親や親に代わる養育者が、子どもの心や身体を傷つけたり、健やかな成長発達を損なうような行為が加えられることをいいます。
虐待かどうかの判断は、親の意図ではなく、子どもにとって有害かどうかで判断します。
これらはすべて虐待です
- 身体的虐待 殴る、蹴る、叩く、戸外に閉め出すなど
- 性的虐待 性的ないたずらをする、性的行為を見せるなど
- ネグレクト 食事を与えない、不潔なままにする、病院に連れていかないなど
- 心理的虐待 無視する、言葉で脅す、子どもの前で家族に暴力をふるうなど
しつけと虐待の違い
しつけとは、基本的な生活習慣や社会のルール、良好なコミュニケーション力を身につけられるよう働きかけることです。
一方、虐待とは、理由にかかわらず、身体的な暴力、言葉による威圧によって子どもを傷つける行為です。
保護者にとってはしつけでも、子どもにとって有害なら虐待になります。
体罰は虐待の原因にも
しつけのつもりで叩いたり、怒鳴ったりすることによって子どもの行動を正そうとする体罰は、虐待につながる危険性と子どもの成長に悪影響を与える恐れがあります。
「虐待かな」と思ったらご連絡を
虐待を受けている子どもや虐待をしている保護者は、さまざまなサインを周りに発しています。
ちょっとした目くばり、気くばりで手を差し伸べられるのは地域の皆さんです。
おかしいと感じたら、迷わずご連絡ください。
連絡者や連絡内容に関する秘密は、堅く守られます。
子どもからのサイン
- 不自然な傷や打撲の痕がある
- 衣服や身体がいつも汚れている
- 落ち着きがなく乱暴、情緒不安定である
- 食事に異常な執着を示す
- 表情が乏しい、活気がない
保護者からのサイン
- 地域との交流がなく、孤立している
- 頻繁に小さい子どもを家に残して外出している
- 子育てに関して拒否的、無関心である
- いつもイライラして子どもに当たる
- 子どものけがや病気を医者にみせない
連絡先
- 子ども家庭支援センター
電話042(347)3192 火曜~土曜日 午前10時~午後6時 - 小平児童相談所
電話042(467)3711 緊急時の場合 - 児童相談所全国共通ダイヤル
電話189(いちはやく)24時間受付
子育ての不安や悩みは子ども家庭支援センターへ
子どもへの虐待は、子育ての不安や家庭の悩みから始まることがよくあります。
誰かに話すことで気持ちが楽になることもあります。
子ども家庭支援センターは、子どもと家庭の総合相談窓口です。
1人で抱え込まずご相談ください。
問合せ
小平市子ども家庭支援センター 電話 042(348)2102
講演会 求められる子どもの権利擁護
虐待を受けた子どもの現状から子どもの権利を考える
地域のつながりを深め、子どもたちを支えるまちを目指して、私たちができることを一緒に考えてみませんか。
白梅学園短期大学教授の中山正雄さんが講演します。
とき
11月16日(土曜) 午前10時~11時50分ごろ
ところ
中央公民館視聴覚室
定員
60人
(注) 未就学児入場可。
主催
小平市教育委員会
企画・運営
子どもの権利条約普及推進事業企画委員会
申込み
当日、会場へ(先着順)
問合せ
地域学習支援課 電話 042(346)9834
ふろしき王子に学ぶ魔法の風呂敷講座
環境学習講座
日本古来の一枚の四角い布、風呂敷は、物を包むだけのものだと思っていませんか。
そんな概念を覆すさまざまな技を、ふろしき王子のよこやまいさおさんが伝授します。
無理なく無駄なく、身近な自然とともにある暮らしを実践しましょう。
とき
11月23日(土曜・祝日) 午後2時~3時30分 1時45分開場
ところ
リサイクルセンター2階多目的ルーム
(注) 車での来場はご遠慮ください。
対象
市内在住・在勤・在学の方
定員
40人
持ち物
大判のハンカチやバンダナ(約50cm幅)
申込み
11月21日(木曜)までに、住所、氏名、電話番号を環境政策課へ(電話・電子メール可、先着順)
電話 042(346)9818、
メール kankyoseisaku@city.kodaira.lg.jp
星に語りて Starry Sky(スターリースカイ) 映画上映会とトークイベント
障がい者差別解消啓発
東日本大震災の混乱時の障がい者やその家族、地域住民の状況と、支援者の活動を描く映画の上映と、NPO法人日本障害者協議会代表の藤井克徳さんによるトークイベントです。
(注) 映画は字幕、音声ガイド付き、トークイベントは手話通訳あり。配慮が必要な方はご連絡ください。
とき
12月21日(土曜) 午後1時30分~4時20分 1時開場
ところ
ルネこだいら中ホール
定員
350人
申込み
氏名、人数を障がい者支援課へ(電話・ファクシミリ・電子メール可、先着順)
電話 042(346)9540、
FAX 042(346)9541、
メール syogaisyashien@city.kodaira.lg.jp
ココロがしんどくなる前に だれでもだれかのサポーター 絵画展と朗読会とギャラリートーク
精神障がい者理解促進・啓発
とき
12月18日(水曜)~22日(日曜) 午前10時~午後6時
ところ
ルネこだいら展示室
絵本朗読会
子ども目線で、精神疾患のある親との生活を描いた絵本を朗読します。
とき
12月21日(土曜) 午前11時から、午後4時30分から(各回30分)
ギャラリートーク
絵本作家のチアキさんが作品にこめた思いを語ります。
とき
12月22日(日曜) 午後1時30分~3時
(注) 保育あります(事前に問合せ先へ)。
申込み
当日、会場へ
問合せ
社会福祉法人ときわ会あさやけ第二作業所 電話 042(345)1564