市報こだいら:2020年10月1日号 1面(抜粋記事)
更新日: 2020年(令和2年)10月1日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
小平市 観光まちづくり大使が語る
私たちのまちこだいらの魅力
市では、スポーツや文化の第一線で活躍する小平市出身の方たちに、小平の魅力を発信する小平市観光まちづくり大使をお願いしています。
大使の皆さんに、小平の好きなところや魅力に感じるところを伺いました(詳しくは4面・5面)。
市制施行記念日を迎えて 小平市長 小林正則
市制施行58周年にあたりまして、ご挨拶を申し上げます。
本来であれば記念すべき東京オリンピック・パラリンピックの開催年であり、国を挙げての盛り上がりがあったはずです。
残念ながら来年に延期されましたが、どのような形態の大会であれ開催されることを期待します。
新型コロナウイルスの感染が世界各国にまん延し、その勢いは今日まで続いています。
早急なワクチンと治療薬の開発が待たれます。
とにかく感染拡大を止めなくてはなりません。
この間、外出自粛などのお願いにご協力いただき、改めて感謝申し上げます。
そして、市民生活に欠かせない医療・介護・福祉、保育、日々排出されるごみの収集や生活用品の販売、その輸送を担う皆様方のご尽力で大きな混乱もなく今日を迎えています。
市民を代表して感謝と御礼を申し上げます。
さて、小平市では来年度から今後のまちづくりの方針を示す、第四次長期総合計画・基本構想がスタートします。
コロナ禍を経て時代は大きく転換すると予想されます。
加えて引き続きの課題として、人口減少・超高齢社会の到来、それに伴う税の減少です。
これらの課題の解決には新しいコミュニティの創出が必要です。
地域コミュニティの醸成には、公共施設の複合化などにより、多世代交流や多目的利用など柔軟性のある施設運営が求められます。
一方、コロナ禍においてリモートワークなど就労のあり方も変容を迫られました。
過密な都心から郊外志向が増えているとのことであり、都市と郊外の結節点にある小平市には、子育て世代の流入が期待されます。
それは同時に女性の就労の後押しなど女性活躍への支援が求められることにつながります。
また、コロナ禍を踏まえた行政のデジタル化の遅れも課題であり、これらの視点も次期計画に反映します。
地域経済も深刻な状況です。
政府や東京都の制度の活用を中心に、市としても可能な限り支援をしてまいります。
皆様には買い物や飲食などの消費は小平市内でお願いいたします。
今年も残すところあと3か月となりました。
まずは健康第一に、夢と希望を持って前向きにコロナ禍を乗り切ってください。
引き続きのご協力とご支援をお願いし挨拶といたします。