市報こだいら:2023年1月1日号 1面(抜粋記事)
更新日: 2023年(令和5年)1月4日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
昔のお正月 小平の暮らし
餅つきや、みそかっぱらい、まゆ玉祭りなど昔から伝わるお正月の迎え方と、小平の昔の暮らしを紹介します。
詳しくは、4面をご覧ください。
年頭にあたって
市長 小林 洋子
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては新型コロナウイルス感染症拡大防止に日々ご協力いただき、感謝申し上げます。
昨年は、国際的な原材料価格の高騰や円安の影響などで、日常生活に密接なエネルギー・食料品などの価格高騰が続き、日本経済を取り巻く環境は厳しさを増しました。
市では、昨年、都度補正予算を組みながら、市民生活や事業活動を支える取り組みを進めてまいりました。
さて、新年を迎え、小平市第四次長期総合計画に掲げる「つながり、共に創るまち こだいら」の実現に向け、市民、事業者の皆様、行政などがそれぞれの持つ資源を結集し、役割分担をしながら地域を共に創ることが必要です。
令和5年のテーマはまさしく「つながる」ことです。
市民の皆様が地域などさまざまな場面でつながりをつくり、それを行政も一緒につくっていくことが求められています。
今後順次進めていく学校の建て替え時には、教育活動の充実とともに、(仮称)地区交流センターを併設し、小学校を地域の核とした地域コミュニティの醸成を目指していきます。
また、デジタル社会への対応において、とりわけ市区町村の果たす役割は極めて大きく、市におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は喫緊の課題となっています。
自治体におけるDXの本質は、新技術に合わせて、業務やサービス、組織のあり方などを徹底的に見直し、職員や財源などの行政資源を再配分するものです。
小平市においても行政の最適化を図り、再構築してまいります。
本年も引き続き、将来にわたって持続可能な地域社会の構築に向けて市政運営に力を尽くしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
市議会議長 松岡 あつし
新年明けましておめでとうございます。
皆様には、日頃から小平市議会に対して温かいご理解とご協力を賜り、市議会を代表して厚く御礼申し上げます。
また、市民の皆様をはじめ、事業者の皆様、医療や福祉、保育、清掃などに従事されているエッセンシャルワーカーの皆様には、コロナ禍の困難な状況において、さまざまなご協力を頂戴しましたこと、心より感謝申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や猛暑などの影響による電力需給のひっ迫、原油高や物価高、円安など、市民生活や地域経済はかつてない打撃を受けるなど、厳しい一年となりました。
市議会におきましては、新たな特別委員会(百条委員会)の設置をはじめ、常任委員会では、それぞれの委員会で設定した政策課題について調査し、多くの議論が交わされました。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で中止していた行政視察の2年ぶりの実施や、市民と議会の意見交換会では定例会の報告のほか、政策課題や市政全般について意見交換を行いました。
今後とも市民の皆様の声に耳を傾け、市政への政策提言などを行うための議論を進めてまいります。
市議会では現在、これまで取り組んできた議会報告会や委員会視察のオンライン化に加え、環境配慮の観点から議会で使用する議案等資料のペーパーレス化など、ICT(情報通信技術)の活用を進めております。
引き続き、皆様にとって市議会が身近なものとなるよう努めるとともに、市議会の持つ役割と責務を果たすべく、議会改革や活性化に取り組んでまいります。
結びに、本年が皆様にとりまして、幸多き一年となりますようご祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。