小平市役所
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トップ > 健康・福祉 > 健康 > 各種がん検診、骨粗しょう症検診、健康診査など > 「がん」から命を守りましょう
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになるといわれており、今やがんは誰でもなりうる身近な病気と言えます。しかし、その病状や経過は、がんの種類やがんが見つかったときの状態などによって異なり、人によってさまざまです。
生活習慣や感染など、さまざまな要因でがんになると考えられており、現在のところ、日本人を対象とした研究では、喫煙(受動喫煙を含む)、過度の飲酒、塩分や塩辛い食品をとりすぎる・野菜や果物をとらない・熱すぎる飲み物や食べ物をとるなどの食生活、太りすぎ、痩せすぎ、運動不足、ウイルスや細菌への感染ががんの要因になるとされています。
がんを完全に防ぐことはできませんが、食生活や生活習慣の見直し等により、がんに「なりにくくする」ことはできます。
なお、がんになる人の数とがんで死亡する人の数はいずれも年々増加していますが、その主な理由は、人口全体に対する高齢者の割合が増えていること(高齢化)です。高齢化の影響を除いたときの、一定期間中にがんになる人の割合(年齢調整罹患率)は、2010年ごろからほぼ横ばいに、がんで死亡する人の割合(年齢調整死亡率)は1990年代半ばをピークに減少しています。
がん検診の意義は、無症状、自覚症状のないうちにがんを早期発見し、早期に適切な治療を行うことによって、がんによる死亡リスクを減少させることです。
がんの種類にもよりますが、一般的に、がんは進行するとより治りにくく、また、がんそのものやがんの治療による体への負担もより大きくなります。科学的根拠に基づくがん検診を受けることでがんを早い段階で発見し、適切な治療を受けることが可能になります。
がん検診には、受診することによる利益(がんによる死亡のリスクの減少)だけではなく、放射線被ばくなどの不利益もあります。利益(メリット)と不利益(デメリット)のバランスを科学的根拠に基づいて吟味し、がんによる死亡率を減少させることを目的に国が推奨している検診は、現時点で、大腸がん、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんの5つです。
各検診については「がん検診一覧」(ID:027058)をご覧ください。
<がん検診のメリット・デメリット>
メリット | デメリット |
---|---|
・がん死亡率の減少 ・がん検診で「異常なし」と判定された安心感 | ・検診、精密検査の偶発症 ・過剰診断 ・偽陽性 ・偽陰性 |
<小平市がん精密検査助成金について>
小平市が実施するがん検診を受診し、「精密検査が必要です」との結果になった方で精密検査を受診した方は、その費用の一部を助成する制度がございますので、ご利用下さい。
詳しくは以下のリンク先を参照ください。
・国立研究開発法人国立がん研究センター「がん情報サービス」(外部リンク)
https://ganjoho.jp/public/knowledge/basic/index.html
・国立研究開発法人国立がん研究センター「科学的根拠に基づくがん予防」(外部リンク)
https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/evidence_based.html
・東京都保健医療局「とうきょう健康ステーション」(外部リンク)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kensui/gan/yobou.html
・東京都保健医療局「東京都のがん検診普及啓発キャンペーン」(外部リンク)
(ピンクリボンキャンペーン、Tokyo健康ウォークなど)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kensui/gan/torikumi-tomin/index.html
市ではがん検診の受診率向上を図る取組として、例年、8月下旬頃にがん検診案内リーフレットを全戸配布しています。
各種検診の日程や検診のメリット、デメリット等を掲載しているほか、申込時に使用できるQRコードやはがきも含まれておりますので、是非、ご活用ください。
リーフレットは以下の添付ファイルのとおりです。