野生化したハト「ドバト」
更新日: 2017年(平成29年)1月25日 作成部署:環境部 環境政策課
平和の象徴といわれ、かつてはイベントなどで飛ばすこともあったハトですが、一部が迷子となり野生化したものが「ドバト」と呼ばれ、フンによる被害や病原菌の媒介など、さまざまな問題を引き起こします。

ドバトの生態
「ドバト」は本来森林には生息せず、都市部を好み、巣は寺社や倉庫、マンションなど、雨風の当たらない安全な場所に作ります。
1回の産卵で2個の卵を産み、年に3回~5回程度産卵します。
産卵から巣立ちまでは約50日です。
人体への影響
巣から発生するダニによる皮膚炎のほか、フンに含まれる各種病原菌が空気中に拡散し、それを吸い込むことにより肺炎や脳膜炎を引き起こすことがあります。
被害
フンの付着による金属の腐食や建築物の汚染、群生・営巣による鳴き声などの騒音などがあります。
被害をなくすために
エサやりをやめましょう
エサが豊富にあると自然界の容量を超えた生息数となり、営巣・産卵が増加しますのでエサを与えないでください。
ベランダなどに巣を作らせない
ネットなどの防鳥器具がありますので、場合によってはこれらを活用し、巣を作らせないようにしましょう。