地域猫活動(飼い主のいない猫対策)について
更新日: 2024年(令和6年)1月15日 作成部署:環境部 環境政策課

飼い主のいない猫は、捨てられたり、迷子になって飼い主の元に戻れなくなってしまった猫のことを言います。
飼い主のいない猫達が子猫を産んで増えてしまい、フン・尿の苦情が増えています。
その一方で、不幸な命を増やさないために不妊・去勢手術を施し、猫の世話を行っている方々もいます。
地域猫活動とは
周辺住民の理解を得たうえで、ボランティア団体などが、屋外で生活する飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を施し、トイレやエサやりの時間を決めて世話をするなど、一定のルールに従い、飼い主のいない猫を適切に管理することで、地域の問題の解決を図っていく活動です。
具体的な活動内容
不妊・去勢手術
猫を捕獲したら動物病院へ。耳先のV字カットは不妊・去勢手術済みの目印。
不妊・去勢手術には尿の臭いや鳴き声を少なくする効果もあります。繁殖することがないので数年後には、猫の数は減少します。
適切なエサやり
エサやりは決まったところでします。エサを置きっぱなしにすると、匂いにつられて近隣地域から猫が集まってくるため、エサや容器は置きっぱなしにせず、きちんと片付けます。
トイレの世話
猫のトイレを設置して、トイレの周りを掃除します。トイレ以外の場所の排泄についても、見回りをして処理、清掃を行います。
市の地域猫活動への支援
不妊・去勢手術費用の一部補助
市に登録を行った団体(地域猫活動団体)に対し、飼い主のいないに施した不妊・去勢手術費用の一部を補助しています。
また、公益財団法人どうぶつ基金が実施している「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加しており、地域猫活動団体に対し、行政枠さくらねこチケットの配付も行っています。
詳しくは、ページ下部の関連リンク「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費の一部補助」ご覧ください。
捕獲器の貸出
飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を行うための捕獲器の貸出を行っています。
詳しくは、ページ下部の関連リンク「飼い主のいない猫対策用捕獲器の貸出」ご覧ください。
腕章の交付
市に登録を行った団体(地域猫活動団体)に対しては、地域猫活動を行う際に着用するための腕章を交付しています。
腕章
人と動物の共生する社会を目指して
動物の愛護及び管理に関する法律は、人と動物の共生する社会の実現を目的としています。猫による被害のない住みよいまち、猫が嫌われものにならないまち、人と猫が共生できるまちの実現を目指すため、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
飼い主のいない猫にエサやりをしている方へ
「自分は、エサをあげているだけで、飼っているわけではないから」は、不幸な命を増やすだけです。無責任なエサやりはやめましょう。
また、エサやりをしている飼い主のいない猫のフン・尿により、地域の方が迷惑しているかもしれません。
適切なルールに基づく地域猫活動へのご理解やご参画をぜひお考えください。
飼い主のいない猫のフン・尿にお困りの方へ
飼い主のいない猫へのフン・尿対策は、ページ下部の関連リンク「猫のフン・尿対策」をご覧ください。
猫を飼っている方へ
猫の飼い方でお困りの場合は、ページ下部の関連リンク「猫の飼い方/愛情と責任を持って」をご覧ください。
また、マイクロチップが装着されている猫の登録などについては、ページ下部の関連リンク「犬と猫のマイクロチップ登録制度について」をご覧ください。
添付ファイル
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