市報こだいら:2020年11月5日号 4面(抜粋記事)
更新日: 2020年(令和2年)11月5日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら4面の記事を抜粋して掲載します。
11月は児童虐待防止月間 地域全体で虐待から子どもを守ろう
虐待を受けている子どもや虐待をしている保護者は、さまざまなサインを周りに発しています。
ちょっとした「目くばり」「気くばり」で、手を差し伸べられるのは地域の皆さんです。
「おかしい」と感じたら迷わずご連絡ください。
児童虐待とは
- 身体的虐待 殴る、蹴る、叩く、家の外へ閉め出すなど
- 性的虐待 性的ないたずらをする、性的行為を見せるなど
- ネグレクト 食事を与えない、ひどく不潔なままにする、病気なのに医師に見せないなど
- 心理的虐待 無視する、言葉で脅す、子どもの前で家族に暴力をふるうなど
虐待の特徴
子どもからのサイン
- 不自然な傷や打撲の痕がある
- 衣服や身体がいつも汚れている
- 落ち着きがなく乱暴、情緒不安定である
- 食事に異常な執着を示す
- 表情が乏しい、活気がない
保護者からのサイン
- 地域との交流がなく、孤立している
- 頻繁に小さい子どもを家に残して外出している
- 子育てに関して拒否的、無関心である
- いつもイライラして子どもに当たる
- 子どもがけがや病気になっても医者にみせようとしない
虐待かもと思ったらご連絡を
ご連絡いただいた方の情報が本人に漏れたり、責任を問われることはありません。
子ども家庭支援センター(虐待ほっとライン)
電話042(347)3192
受付時間 火曜~土曜日 午前10時~午後6時
緊急時
- 警察 電話110
- 救急 電話119
- 小平児童相談 電話042(467)3711
- 児童相談所虐待対応ダイヤル 24時間受付 電話189(いちはやく)
LINE(ライン)で相談を
東京都では、児童虐待を防止するため、無料通話アプリLINEで子どもや保護者からの相談を受け付けています。
子育ての悩みや困っていることなど、ひとりで抱え込まずご相談ください。
問合せ
東京都福祉保健局少子社会対策部計画課 電話03(5320)4137
体罰などによらない子育てのために
令和2年4月から子どものへ体罰は法律で禁止に
しつけは、子どもの人格や才能などを伸ばし、自律した社会生活を送れるようにサポートしていくことです。
一方、体罰は、身体に何らかの苦痛を引き起こす、または不快感を意図的にもたらす行為(罰)のことです。
たとえしつけのためと保護者が思っても、法律で禁止される体罰に該当します。
しつけと思って、こんなことをしていませんか
体罰は子どもの健やかな成長・発達に悪影響を与える可能性があります。
- 何度も言葉で注意したけど、言うことを聞かないので頬をたたいた
- いたずらをしたので、長時間正座をさせた
- 宿題をしなかったので、夕飯を与えなかった
子どもとの関わり方の工夫をパンフレットで紹介
体罰などにならない子育てを広げるために関わり方の工夫の一例をパンフレットで紹介しています。
詳しくはホームページをご覧ください。
子育ての不安や悩みは子ども家庭支援センターへ
子ども家庭支援センターは、子どもと家庭の総合相談窓口です。
子どもが可愛いと思えない、子育てが楽しくない、子どもとの関わり方で悩んでいるなど、子育ての不安や悩みは、1人で抱え込まず、問合せ先へご相談ください(電話・メール可)。
(注) 面談は、申込みが必要です。
問合せ
小平市子ども家庭支援センター(小川東町4-2-1 小平元気村おがわ東)電話042(348)2102、
メールkodomokatei_kodaira@unchusha.com
子育て講座
子どもとどう遊んだらいいのか分からない、思春期の子どもとの関わり方が分からないなど、子どもとの関わり方で悩んでいませんか。
講座では、子どもと関わるポイントをお伝えします。
わらべうたであそぼう
わらべうたや手あそびを通した、親子のふれあい時間と、保護者同士の交流の場です。
わらべうたなどを楽しみながら、ゆっくりお子さんと過ごしたり、保護者同士交流したりする時間を作りませんか。
とき
11月19日(木曜) 午後3時~4時
ところ
子ども家庭支援センター
対象
0~2歳のお子さんとその保護者
定員
8組
思春期の子どもと関わるポイント
子どもとの会話が減った、何を考えているのか分からないなど、お子さんと関わる中で気になることはありませんか。
思春期の子どもの脳と心、発達の特徴を学び、子どもへの関わり方などを考えます。
とき
12月5日(土曜) 午後2時~3時30分
ところ
子ども家庭支援センター
対象
小学5年生~中学生のお子さんの保護者
定員
8組
共通
申込み
11月5日(木曜)の午前10時から、問合せ先へ(電話可、先着順)
問合せ
子ども家庭支援センター 電話042(348)2100
女性に対する暴力をなくす運動
11月12日~25日は、女性に対する暴力の根絶を訴えるパープルリボン運動の期間です。
令和2年度のテーマは、「性暴力をなくそう」です。
暴力や、望まない性的な行為などの性的な暴力は、年齢、性別にかかわらず身近な人や配偶者・パートナーの間でも起こります。
一人で抱えこまず相談してください。
性犯罪・性暴力の被害者のためのワンストップ支援センター(#8891)
性犯罪・性暴力の被害にあった方の状態やニーズを把握し、必要な支援が提供できる関係機関や団体(カウンセラー、法律相談、産婦人科医療など)を紹介します。
匿名で相談できます。秘密は厳守します。
緊急の場合
各都道府県警察性犯罪被害相談窓口
全国共通番号 電話#8103
小平市の相談窓口 女性相談室
女性が抱えるさまざまな問題を専門の相談員と一緒に考え、解決する場です。
秘密は厳守します。
- 夫婦関係のことを相談したい
- 生き方について迷いがある
- ハラスメントに悩んでいる
- 配偶者やパートナーからの暴力で悩んでいる
- 職場の人間関係に悩んでいる
とき
月曜~土曜日 午前10時~午後4時
(注) 月曜日は午後6時まで。
問合せ
女性相談室 電話042(345)2415
(注) ほかに、内閣府のDV相談プラスでは、電話、メール、チャットで相談できます。詳しくはDV相談プラスホームページ(外部リンク)をご覧ください。
パネル展示と啓発グッズ配布
とき
11月5日(木曜)~27日(金曜)
ところ
市役所1階ロビー
問合せ
市民協働・男女参画推進課 電話042(346)9618