下水道管路施設の緊急点検について
更新日: 2025年(令和7年)2月28日 作成部署:環境部 下水道課
概要
令和7年1月28日に、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に伴い、国土交通省より流域下水道管理者に対して、下水道管路施設の緊急点検についての要請がありました。
緊急点検は、晴天時の1日最大処理量300,000立法メートル以上の大規模な下水処理場に接続する口径2,000ミリメートル以上の下水道管路施設が対象であり、東京都内においては、東京都下水道局が管理する清瀬水再生センターに接続・流入する流域下水道幹線約19kmが対象となっておりますが、市内に対象となる下水道管路施設はございません。
参考:下水道局ホームページ(外部リンク)
また、市が管理する公共下水道については、緊急点検の対象外となっております。
小平市における下水道管路施設の点検について
今回の事故を受け、市が管理している公共下水道のうち、主要な下水道管(幹線)延長約35.7kmを対象として、1月30日から市職員により下水道管路上部の路面に異常がないか巡視点検を実施し、異常がないことを確認しております。
また、市内全域の市が管理する道路についても、市道路管理者の道路パトロールにより路面の変形等の異常がないことを確認しました。
このほか、市内の都道においても、流域下水道管上部の路面については東京都が巡視点検を実施し、流域下水道管が埋設されていないその他の都道については市職員で巡視点検を実施して、いずれも路面に異常がないことを確認しました。
道路陥没を未然に防ぐために
市では、現在、下水道の事故発生や機能停止を未然に防止するため「小平市下水道ストックマネジメント実施方針」に基づき計画的な点検・調査及び修繕・改築を実施しています。
今後も引き続き、点検・修繕等の維持管理を行うとともに、東京都下水道局、道路管理者等の関係機関と連携し、適切な下水道管路施設の維持管理に努めてまいります。